ジャパンセックスサーベイという、セックスに関する大規模調査があるのをご存知ですか?
コンドームや潤滑ゼリーなどを製造販売しているジェクスという株式会社があります
そこからの依頼で、一般社団法人日本家族計画協会家族計画研究センターという団体が行っている大規模調査がジャパンセックスサーベイです。
2012年、2013年、2017年に引き続き2020年で4回目になるんですが、この結果が毎回とても参考になります。
過去にも記事かTwitterで触れた気はしますが、詳しく書くのは今回が初めてかもしれません。
今年はコロナの影響か、あまりネットでも話題にならなかった印象がありますが・・・私が気づかなかっただけかも・・・あいかわらず興味深い結果ですので、個人的に特に印象に残った内容を紹介します。
なお元データはpdf形式なので、閲覧の際はそれを念頭においてくださいね。
セックスのときに痛みを感じている女性の割合は何パーセント?
「セックス(性交渉)の時に痛みを感じることがありますか。」と聞くと、女性の62.5%が「痛い」と回答。
20代で74.1%、30代で63.5%、40代で63.9%と、前回の調査同様、低年齢での訴えが目立っており、年齢を問わず誰もが日常的に抱えうる問題であることが分かります。
(https://www.jfpa.or.jp/pdf/sexservey2020/JexSexSurvey_p5-7.pdf より)
「いつも痛みを感じる」「だいたい痛みを感じる」「たまに痛みを感じる」の全て合計した数とはいえ、20代女性で4人中3人、30代女性で3人中2人もが痛みを感じているというのは、ちょっと驚きですね。
経験上、痛みを感じる女性が多いのは知ってはいましたが、これほどまでに多いとは思いませんでした。
男性サイドとしては認識を改めないといけませんし、当サイトでの体験時にもさらに痛みへの配慮をしないとダメですね。
では実際問題として、セックスの際に女性が痛みを感じる場合の対処方法は、どうすればいいでしょうか?
10通りほど解決策を挙げられるのですが、それについては記事の後半で解説します。
潤滑ゼリーを使用したことがある女性の割合は何パーセント?
セックス時に痛みがあると回答した方に「セックス(性交渉)の痛みを和らげるために、潤滑ゼリーを使用したことがありますか?」と聞いたところ、「使う」と回答した女性は20.5%で、特に20代で31.8%と高く、若い世代ほどゼリーを使用していることが分かりました。
(https://www.jfpa.or.jp/pdf/sexservey2020/JexSexSurvey_p5-7.pdf より)
潤滑ゼリーを使う女性は特に若い世代で増えているとはいえ、女性全体で5人に1人、20代女性でも10人に3人程度ですから、まだまだ全体としては少ない割合ですね。
潤滑ゼリーはドラッグストアやネットで気軽に買えるので、もっと積極的に活用したほうがいいです。
痛みを我慢したままエッチする必要なんか全くありませんからね。
ただし成分には気をつけてください。
いわゆる「ローション」と潤滑ゼリーは、似ているようで用途がまったく違う物なんです。
一般的なローションは体の表面に使う目的の物なので、成分的にも挿入向きではないものがほとんどです。
入れるときの痛みを緩和したいなら、潤滑ゼリーのほうを使ってくださいね。
ちなみに当サイトでも成分的に安全な潤滑ゼリーを使用しています。
少量でもよく伸び、乾きにくく、落とすときは水洗いだけできれいになる優れものです。
セックスのときにイケない女性の割合は何パーセント?
・・・女性はむしろ、時間よりも快感や満足感を得られないことに悩んでおり、特に20~40代においては約3割がオーガズムに達することができないと回答しました。
(https://www.jfpa.or.jp/pdf/sexservey2020/JexSexSurvey_p8.pdf より)
セックスに関する悩みについては複数回答なので合計は100パーセントを超えます。
その中で上位3つを抜粋したところ「快感が得られない」「オーガズム(=絶頂感)に達することができない」「性器の大きさ、形、色などが気になる」という結果になっていますね。
当サイト開始当初から書いていますが、気持ちよくない・イケないセックスをしている女性は非常に多いということです。
たとえば20代から40代の女性のうち10人に3人はエッチのときにイケない、つまりオーガズムに達することができないという結果です。
当サイトでも以前から、当時のデータをもとに約3割の女性がセックスでイケないことを書いていました。(初めての方はこちらの中段あたり)
しかもこの割合は、挿入時のオーガズムに限った話ではありません。
ですので「挿入時に中でイケない」といった女性の割合は、もっとずっと高くなるんですよ。
中イキできない女性の割合は何パーセントか?
各種調査によってばらつきはありますが、日本人女性の場合は中イキ経験者は多くても5割に届かず、シビアに見れば3割かそれ未満というのが現実的な数値ですね。
つまり半数~6割以上の女性が中イキ未経験ということになるんです。
また中イキ経験者の女性でも、エッチのときに常に中でイケる女性の割合は、さらに少ないです。
日本人女性よりも中イキ経験者の割合が多い傾向にある海外の女性に対する調査ですら、常に中イキできるのは6%と、10人に1人すらいない状態です。*1
相手の男性やエッチをしているときのさまざまな状況要因、あるいは心身のコンディションなどによってオーガズムに達することができたりできなかったりするのが女性だからです。
ですので、現時点であなたがまだ中イキできなかったとしても、あるいは中外かかわらずエッチでイケなかったとしても、なにも珍しいことではありません。
また、女性は年齢が上がるにつれてイキやすくなる傾向にあります。
経験やホルモンバランスの変化などさまざまな要因が考えられますが、逆にいえば10代や20代前半の女性がオーガズム未経験だったとしても、おかしなことでも何でもないんですよ。
ところが当の女性はむろんのこと、男性もこうした事実を知らない人がほとんどなんです。
なので、悪気がないとはいえ女性がセックスでイケないことを不思議がったり揶揄したりするケースが後をたたないんですね。
また相手男性のそうした発言に対して、傷ついてしまう女性も非常に多いんです。
さまざまな情報や相手男性の無責任な意見に惑わされて「イケないのは私がおかしいんじゃないか?」「どこか悪いんじゃないか?」などと落ち込んだり自分を責めたりしては絶対にダメですよ。
性器の大きさ、形、色といった悩みについて
それから「性器の大きさ、形、色」といった悩みについて。
当サイトに来てくれた女性だけでも100人を超え、それ以外も含めばもっと多くの女性のアソコを見てきました。
しかも当サイトでは基本、明かりをつけた明るい中でしますので、細かいところまでバッチリ見えている状態です。
そんな私からすれば、これまでに性器の形や大きさや色などが気になる女性は1人もいませんでした。
みなさんバリエーション豊かで、中には特徴的な子もいますが、それぞれが個性なのでそれでいいんですよ。
性器の大きさや形や色など、自身ではどうしようもない部分については、コンプレックスを抱く必要はまったくありません。
これも、さまざまな情報や相手男性の無責任な意見に惑わされる必要はまったくないことですね。
パートナー(恋人や配偶者)以外とセックスしている女性の割合は何パーセント?
2017年の同調査で浮気・不倫経験があると答えた男性は、全体で37.0%、女性全体では24.4%でした。
それに対し、今回の調査では、それぞれ67.9%、46.3%と大きく増加していました。
(https://www.jfpa.or.jp/pdf/sexservey2020/JexSexSurvey_p12.pdf より)
浮気、不倫、性風俗の利用を含めて「現在、パートナー(恋人や結婚相手)以外の人とセックス(広く性行為全般)をしていますか?」という質問に対する回答は、意外な数値でした。
20代女性で合計45.1パーセント、30代女性で合計42.0パーセントが、パートナー以外とセックスしているという回答です。
2017年の前回の調査時と比べても「している」と答えた女性の割合は大きく増えたそうです。
内訳としては「特定の1人と」の割合が圧倒的に多く、それだけで各年代とも3割を超えます。
いっぽうで特定の2人以上としている女性や、マッチングアプリをはじめとした出会い系やナンパなどの不特定の人となりゆきでする女性、あるいはそれらの複合タイプの女性はかなり少数派です。
ですので「不特定となりゆきで」「特定+不特定」については上記のグラフでは「なりゆきで(特定含む)」に合算しています。
とはいえ、パートナー以外の人ともエッチをしている女性の割合が合計で半数近くにのぼるということは、それだけ今のパートナーに性的な面で満足していないということになります。
男性はもっと頑張らないといけないですね。
パートナー以外とセックスしている女性が増えた理由
前回の調査時にくらべて、パートナー以外の相手とエッチする女性がなぜ増加したのかについては色々な要因が考えられます。
マッチングアプリがメジャーになって、出会いの敷居が低くなったことが要因の一つであるのは間違いないでしょう。
Twitterの裏垢やらオフパコが広まったのも要因の1つでしょうね。
ちなみに当サイトの体験に来てくれた女性たちに聞くと、パートナーとの間にエッチの不満を抱えている子ばかりです。
パートナーと夜の面では相性が合わない女性や、性に関するコミュニケーションがうまくいかない女性もたくさんいます。
いっぽうで、パートナーの前ではエッチな自分をうまく出せない女性も本当に多いんですよ。
「嫌われたらどうしよう」「引かれたら嫌だな」「変に思われたら恥ずかしい」などと考えて自分をさらけ出せない女性はたくさんいるんです。
そしてそれは、パートナーだからこそ余計に感じられる現象でもあるんですね。
そんな境遇にある女性たちが、他の人とする機会を得やすくなったら、行動に移すのは当然の流れですよね。
そもそも単なる交際相手というだけなら、お互いに強い義務も権利も持ち得ませんので、複数の相手とつき合おうが法的には何ら問題はないんです。
ですので結婚したあとで不倫するようになるくらいなら、独身のうちにいろんな経験をしたほうがいいと思いますよ。
女性の浮気はほぼバレないという調査結果もありますし。
逆に結婚したら不倫はおすすめできません。
モラル的にはもちろんのこと、現実としてさまざまなリスクが高すぎるからです。
当サイトでも結婚している女性は一切お断りしているのは、その点もふまえてのことです。
人様の不倫をどうこう言うつもりはまったくありませんが。
オナニーしたことのない女性の割合は何パーセント?
自慰(マスターベーション)の頻度を尋ねると、「したことはない」と回答したのは(中略)女性全体では43.4%でした。
(https://www.jfpa.or.jp/pdf/sexservey2020/JexSexSurvey_p13-14.pdf より)
オナニーをしたことがない女性の割合は20代で45.6パーセント、30代で38.3パーセントとのこと。
1年以上していないを合計すると、20代女性で50.6パーセント、30代女性で54.2パーセントにもなります。
いっぽうで週一回以上オナニーする女性の割合は、20代で23.3パーセント、30代で22.1パーセントという結果でした。
オナニーに関しては、する女性としない女性が両極端で分かれる傾向が見受けられますね。
改めてお伝えしたいのは、オナニー習慣のある女性の方が感じやすくイキやすいということ。
これは海外の研究からも明らかですし、当サイトに来てくれた女性たちの傾向からも当てはまります。
オナニーしたことのない女性がこれだけ高い割合なのですから、エッチのときにイケない女性が多いのも、ある意味当然なんですね。
ですので、もしあなたが今よりもっと感じやすくイキやすい体質になりたいのであれば「1人エッチ型のオナニー」を習慣にすることをお勧めします。
具体的なやり方は、こちらの記事を参考にしてください。
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感度を上げたい女性必見!セックスでイキやすい体になる、ひとりエッチのやりかた
続きを見る
デリケートゾーンに悩みのある女性の割合は何パーセント?
・・・「セックス以外でのデリケートゾーンの悩み」を尋ねると、約半数が「かゆみ」(23.1%)、「におい」(21.8%)、「おりもの」(19.5%)、「蒸れ」(11.8%)などの悩みを抱えており・・・
(https://www.jfpa.or.jp/pdf/sexservey2020/JexSexSurvey_p15.pdf より)
20代女性の61.0パーセント、30代女性の65.1パーセントがデリケートゾーンの悩みを抱えているとのこと。
ちなみに、アソコのにおいが気になる女性は全体の5パーセント程度です、個人的に。
それも「ちょっと気になるかな」レベルの人も含めてなので、ほとんどの女性はあまり気にする必要はないと感じます。
ちなみに、アソコのにおいの原因菌は嫌気性です。
簡単に言えば空気を嫌うので、通気性を良くすることが対策のポイントの1つなんです。
通気性を良くすることは「蒸れ」の防止も兼ねるので一石二鳥ですね。
たとえば見せパンを履くなら、通気性が良くない素材だとにおいや蒸れの原因になる可能性があるので避けたほうがいいでしょう。
それから帰宅しても見せパンを履いたままなのはよくないので、すぐに脱ぐことも重要です。
可能なら、プライベートな空間ではできるだけ通気性を確保できるようなライフスタイルがお勧めですね。
ただし通気性を良くするあまり体を冷やしてしまっては、それはそれで問題です。
冷えは女性の大敵ですから。
ですので「体は冷えないようにしつつ、通気性は確保しつつ」という工夫を考えてください。
前半のまとめ
以上が個人的なポイントと考える部分です。
女性のセックスの悩みは大きく分けて「痛み」「快感・絶頂感が得られない」「(性器含め)体へのコンプレックス」となることがわかりますね。
後半ではそのうち、特に痛みについての対処法を扱います。
女性が自分でできる痛みの対処法を10個紹介しておきます
【女性向け】エッチのときに感じる痛みへの10の対処法
セックスのときに痛みを感じている女性の割合がとても高いことが、ジャパンセックスサーベイ2020の調査であらためて明らかになりました。
経験を重ねて慣れてくるにつれ感じにくくなる傾向にあるとはいえ、痛みは女性がセックスに満足できない大きな要因の1つです。
ですので、エッチの際の痛みを解消できる手助けとなれるように、対処法を10個ほど紹介します。
潤滑ゼリーを使う
前半で解説したとおりですが、潤滑ゼリーは簡単に手に入り即効性も期待できるので、対処法として優秀です。
エッチのときに女性が感じている痛みの原因はいくつか考えられるわけですが、その中の1つが「濡れが十分でないため擦れて痛い」というものです。
もともとの体質的に濡れにくい女性もいれば、相手男性の愛撫が十分ではないために濡れが足りないケースもあります。
そうした状況で、潤いを補うために潤滑ゼリーを使うわけですね。
体を温める
体が冷えていると筋肉が緊張するので、入れるときに痛みを感じやすくなる傾向にあります。
ですので行為のときは事前に体を温めることが大事なんです。
シャワーよりもできれば湯船に浸かることを以前からお勧めしており、また体験前は一緒にお風呂に入るようにしているのも、そのためです。
またエッチのときも、体が冷えないように室温などに気を配るのがポイントですね。
アンダーヘアを短くカットする
実はアンダーヘアの巻き込みが痛みの原因になっているケースがあります。
対策としては簡単で、ヘアを短くカットするのもいいですし、思い切ってパイパンにするのもありです。
ちなみにパイパンにしている女性は全体的に増加傾向にあります。
アンダーヘアについて詳しくはこちらの記事を。
エッチをする前に妄想して気分を高めておく
前戯が不足しがちな相手や、あまりエッチがうまくない相手とする場合は、どうしても普段より濡れ不足になりがちですよね。
そういう場合は、前もって興奮できる妄想をして気分を高めておくという方法もあります。
足りなかったり下手だったりする前戯による興奮不足を、あらかじめ補うというわけですね。
ただし対処療法的なやり方なので、そうした相手にはまずはきちんと前戯をしてもらうようコミュニケーションをはかりたいものです。
男性にどうやって伝えるかについては、次も参考にしてください。
十分に興奮するまでしてほしいと伝える
特に濡れやすい女性に多いのが、気持ち的にはまだ十分に興奮していないのに「濡れているから入れていいんだ」と男性から思われてしまうことですね。
そんな子は、十分に興奮できるまで濡れてからも続けてほしいと「行為中以外のタイミングで」伝えることをお勧めします
なぜ行為中以外のタイミングかというと、男性は行為中で興奮しているとなかなか話を聞いてくれないからです。
ですので冷静に話せる場面で伝えるのがコツなんですね。
また伝える際は、何かしら具体的でわかりやすい基準を示すと、より理解してもらいやすいです。
たとえばララちゃんは「汗をかくまではがっつかないように徹底してほしい」と具体的に話していました。
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それをするためにはまず、あなたなりの「どうなっていたら入れてもいいか」という基準を、あなた自身が認識することが必要ですね。
くわえて言うなら、たとえその基準を相手に伝えていたとしても、基準さえ満たしていれば黙って入れていいわけではない、ということは伝えたほうがいいです。
「入れるよ」「入れたい」など、男性側から何かしらアナウンスしてもらった方が、女性側の心も体も準備しやすいですからね。
股関節周りをストレッチする
体が硬いタイプの女性や、緊張が癖になっているタイプの女性の中には、股関節の性器周辺の筋肉がこわばり気味のケースがあります。
そんな女性はストレッチをすると、徐々に柔らかくなり痛みも感じにくくなるケースがあります
エッチをする前のバスタイム中にこっそりやってもいいですし、全身のストレッチ(ヨガなどでも可)を普段からの習慣にして、ロングスパンで柔らかい股間を目指すのもいいと思います。
膣トレをする
膣トレって、痛みの原因の一つであるアソコの筋緊張をほぐす効果もあります。
これも上記のストレッチと同じく、即効性のある方法というよりは習慣づけることにより体のコンディションを改善していくという方向性のアプローチです。
めんどうに感じる女性も少なくないでしょうが、膣トレ自体様々なメリットがあるので、ストレッチ系のエクササイズとともに楽しみながら続けることをお勧めします。
膣トレのメリットについてはこちらの記事を。
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アソコの形状をチェックする
女性は男性にくらべて、自身の性器をしっかり観察する機会に恵まれません。
それでいて男性よりも、構造の個人差が大きい傾向にあります。
それだけ女性のアソコって1人1人個性的なので、意識的にチェックする機会をもうけたほうがいいんです、恥ずかしいかもしれませんが。
観察すると気づきますが、入れるときに周辺部分のひだを巻き込みやすい形状の女性もいるんですね。
そうしたタイプの女性は入れるときに、なるべく巻き込まないように気を使う必要があるんです。
自分はそのタイプに当てはまっていないかどうかを、鏡を見ながら指か、可能であればディルドをなどを出し入れしてみてチェックすることをお勧めします。
痛みの条件を見つける
性器だけでなく、性的な面全般的に、女性は男性よりも個人差が大きくバリエーションに富んでいると実感します。
中には、あまり見られない珍しいケースも「稀によくある」んですね、男性に比べると。
ですので、まずあなたはどういう状態なのかを、あなた自身でしっかりと把握することがポイントになります。
たとえば、どういう条件で痛みを感じるのかを、痛みを感じたときを思い出しながら記録する。
また今後も「痛いなあ」と思ったら、そのときにどういう条件でエッチしていたのかを可能なかぎり記録する。
こうして、できるかぎり客観的に確認できるようにしたうえで共通点を見つけられると、それが痛みの解消の突破口になることもあります。
女性の産婦人科医に相談する
体に関する専門は医者です。
痛みが慢性的に続くようなら、ためらわずに医者に相談しましょう。
経験上、レアな原因で痛みを感じているケースも確かにあるので、すぐには解決が難しい人が中にはいるかもしれません。
けれども1つずつ要因をつぶしていけば、改善がはかれる可能性は高いです。
そのためにも病院で見てもらうことはためらわないほうがいいです。
まとめ
以上がジャパンセックスサーベイ2020から浮かび上がった女性のセックスに関する問題点と、その中で特にウエイトが高いと思われる痛みについての対処法10個の工夫です。
痛みを我慢しながらエッチを続けていると、エッチそのものを嫌いになりかねません。
あるいは、自分の意識としてはそうでもなくても、体が無意識的に拒否反応を示すようになることも可能性としては考えられます。
我慢しながらセックスをする必要なんか全くありません。
自分に合った工夫を見つけて、痛くない楽しいエッチをできるようになっていただきたいものです。
そのほかの問題点についても、当サイトでもまた新たにいろいろと書いていこうと思います。
過去記事にも参考になる内容がいろいろあると思いますので、ちょっとボリューム多いですけど興味のある女性はぜひ1記事ずつでも読んでみてください。
*1:The female orgasm: What do women want?より引用