女性の性に関するコラム

彼氏を怒らせず傷つけずセックスの悩みを伝える方法15選を解説

2025年7月5日

「彼との性の相性にモヤモヤがある。悩みや不満があるので思い切って伝えたい。でもどう言えばケンカにならず、ちゃんと聞いてもらえるの?」

これは女性のあるあるな悩みですよね。

私のXのタイムラインに流れてきたirohaさんの投稿をもとに↓のようなポストをしたのですが、いい機会なので詳しく記事にしました。

どうすれば彼に対して、怒らせたり傷つけたりせずに、あなたの不満や悩みを伝えられるかの工夫15個をまとめています。

中には日本人向きじゃないものもあるかもしれませんが、アイデアの種として持ち帰ってくださいね。

1.考え方と心の準備

「~する方法」的な内容ってどうしてもテクニックや方法論になることが多いんですけど、セックスのコミュニケーションで難しい点ってやっぱり気持ちの部分だと思うんですよ。

普段から気持ちの部分のすれ違いとかって起きやすいじゃないですか、どうしても。

ましてやそれがセックスというデリケートな部分だと余計に。

ですので、まずはしっかり考え方や心の準備の部分から解説しますね。

1-1.「察して欲しい」よりも “Iメッセージ”

I(アイ)メッセージとは、相手に伝える際に「私は」で始めるということです。

「あなたは~」のように相手を主語にして話を始めると、そんなつもりはなかったとしても、どうしても相手を責めているようなトーンになりやすいんですね。

で、相手は責められていると感じるとやっぱりガードしようとしちゃいます。

そうなると、もうコミュニケーションがスムーズに流れなくなっちゃうんですよね。

ではどうすればいいか。

ポイントは私を主語にして「私はこう感じた」「私はこうしてもらえると嬉しい」といった伝え方。

こうすると相手は「前向きな提案」として受け取りやすくなります。

シチュエーション例:彼のクリトリスの触り方が痛いとき

やりがちなのが…「(あなたの触り方)痛いんだけど」

あなた:「(私は)もう少し優しく触って(くれると嬉しい)」

彼:「そうだったんだ。次はそうするね」

なんとなく伝わるでしょうか、この違い。

あくまで伝え方なので必ず「私は~」から話し始めなくてもいいんです。

この伝え方はいろいろな場面で応用が効くので、ぜひこれだけでも覚えて帰ってくださいね。

1-2.思い込みやバイアスを定期的にチェックする

半年に一度とかでいいです。

当たり前だと思ってやっていることを疑ってみると、思わぬ発見があります。

「私が、私達が普通や当たり前と思っていることって、本当にそうかな?」とふり返る時間を取ると、思わぬ気づきを得られます。

というのもSNSやメディアなどの情報や友人の体験談などに影響されて、無意識に思い込みやバイアス(偏った見方)が生まれていることがあるからです。

シチュエーション例:雑誌で「男性が主導するのが当たり前」と読んだ彼が、それを正解だと思い込んでいる

あなた:「記事はそう書いてたけど、交代でリードするのも楽しそうじゃない?」

彼:「じゃあ今度試してみようか」

1-3.「ありがとう」を添える

小さなやりとりにも必ず感謝の言葉を添えると、同じテーマで話す次回の会話の気持ち的なハードルがさがります。

「教えてくれてありがとう」「本音を伝えてくれて嬉しい」といった感謝の言葉で締める習慣をつけるだけで、オープンな関係を保ちやすくなるんですね。

シチュエーション例:新しい体位がうまくいかなかった翌朝のLINE

彼:「昨日ちょっとぎこちなかったね〜」

あなた:「私も次は変えてみたいって思ってた。伝えてくれてありがとう」

1-4.ふたりの合意を優先する

AVや性癖などの話題や実践も、社会的にどうかという視点ではなく「ふたりの合意」を優先したほうがいいです。

変態だろうがなんだろうがいいんですよ。

興味があるか・ないか、試すか・試さないかをオープンに話し合い、自分たちなりのルールを作れると、よりいいセックスができるんですよね。

ただちょっと難しいのが、お互いの差がありすぎると関係がうまくいかなくなる可能性がある点。

超初期ですけどナミちゃんがまさにそのパターンだったんですよね。

緊縛電マ責めされたい ナミ

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とはいえ、どちらかが気持ちを我慢したり誤魔化したり押さえつけたりしていても、いずれうまくいかなくなると思います。

なのでカミングアウトは早めがいいですよ。

シチュエーション例:彼が「コスプレプレイに興味がある」とぽろっと言ったとき

あなた:「軽めの衣装からならいいかな?」

彼:「じゃあ学校の制服っぽいのとかどう?」

2.タイミングと環境

コミュニケーションって「いつ言うか(=タイミング)」ですとか「どんな場所で言うか(=環境)」が大きく影響します。

例えば周りがうるさいところで落ち着いて話なんかできないですし、お笑いのテレビ番組を見ながらセクシーな話なんかする雰囲気にならないですよね。

セックスコミュニケーションもタイミングと環境が重要なので、そのコツを書きますね。

2-1.日常会話に小さく組み込む

お風呂上がりや寝る前などリラックスした場面で、たとえば「昨日のキス良かったね」と軽くフィードバックすると、深刻モードに入らずスムーズです。

セックス直後は逆に深刻になってしまう場合があるので、あくまで日常会話の中でぽろっと伝えてみるというテクニックですね。

シチュエーション例:歯みがき後にベッドへ入る直前

あなた:「昨日のキス、優しくて好きだった」

彼:「ほんと?じゃあ今日も同じ感じにしてみる?」

2-2.余裕を持てる予定を決める

たとえば仕事終わりで疲れているときって、お互いの関係についての話をしても、なかなかうまくいかないですよね。

ましてやセックスの話。

時間とエネルギーに余裕のある状況じゃないと、集中すら難しいです。

そのため月に1〜2 回、お互い休みの日などにあらかじめセックスについて話す時間を決めておく、という方法ですね。

シチュエーション例:第2金曜の夜を「その日」にしているカップル

あなた:「今日は何か話したいことある?」

彼:「バックのときの姿勢を調整したいって思ってたんだよね」

2-3.酒はほろ酔い程度で

話しづらいことを話すときって、飲みにいくのは結構定番だと思います。

ただ飲みながら話すのは緊張をほぐす反面、注意力や判断力も鈍らせるんですよね。

なので「乾杯ビール 1 杯まで」のように上限を決めましょう。

シチュエーション例:話しながらの家飲みでお酒が進みすぎそうになったとき

あなた:「今日は2杯までにしておこう?」

彼:「そうしよっか」

2-4.非性的なスキンシップを取り入れる

スキンシップっていうと、なんとなく性的なイメージがあるかもしれません。

ですが本来は、肌のふれあいにより親密感や一体感を高めるものなんです。

取り入れるとするなら、あえてセックスをせずにマッサージやハグだけの日を作るということ。

身体で「安心・安全」を実感できるようにすると、より深いコミュニケーションができるようになります。

シチュエーション例:疲れていて性行為はしたくない夜

あなた:「今日はちょっと疲れているから抱き合って寝るとかでいい?ごめんね」

彼:「いいよ。何ならマッサージしようか?」

3.伝え方のテクニック

コミュニケーションにもテクニックはあります。

テクニック一辺倒では意味がないどころか逆効果になりかねませんが、ここまで紹介した「考え方、心の準備、タイミング、環境」などがしっかりできているとテクニックが活きてきます。

3-1.PPF法(Praise → Point → Future)を活用する

まず良かった点(Praise)を伝える。

次に気づいたこと(Point)を伝える。

そして「今度はこうしてほしい、こうしてみたい」(Future)を伝える。

この伝え方だと良かった点=“褒め” がクッションになり、あなたの要望が受け入れられやすくなるんですね。

シチュエーション例:手マンがやや速くて痛かったとき

あなた:「さっきの触られ方最初はすごく気持ち良かった(Praise)→でも途中から少し痛かったかも(Point)→次はもう少しゆっくりしてくれたら嬉しい(Future)」

3-2.禁止ワードを決めておく

「それはセックスのときに言われたくないなあ、と自分がプレッシャーを感じるような言葉や表現」ってありますよね。

できれば事前にお互いのNGワードを共有し、プレッシャーを感じる場面を減らしていきましょう。

シチュエーション例:行為の最中の彼の質問の癖

彼:「気持ちよくなかった?」

あなた:「ごめんね、そう聞かれるとプレッシャーになるんだ。どんな感じだった?とかのほうがいいかも」

3-3.合図を決める

セックスしているときは、明確に言葉でコミュニケーションするのが難しい場面が多々あります。

ですのでその代わりに合図を決めるんですね。

シンプルなのが「続けていいけれど弱めにして・軽めにして・ゆっくり動かして」といったサインと「それはやめて欲しい」というサインを決めるやり方。

これを決めて実際に使える関係だと「空気を読んで我慢」が減ります。

一例としてBDSMでは「イエロー」「レッド」といったフレーズを用いるんです。

日本語だとしっくりくるものがないのが玉に瑕かな。

ちなみに当サイトでは「それ以上はキツいと思ったらギブアップって言ってね」と以前から書いています。

シチュエーション例:初めてのプレイを試すとき

あなた:「“イエロー”って言ったらゆっくりやって。“レッド”なら完全にストップしてね」

彼:「わかった、守るよ」

3-4.失敗談を笑い話に

途中で笑ってしまった、痛かったなどの小さな事故を翌日の会話ネタに。

「あれ面白かったね」と軽く振り返るだけで、かえって「バツの悪さ」が減り、会話しやすくなります。

シチュエーション例:体位を変えようとして彼の足がつってしまった

彼:「昨日マジで焦ったわ笑」

あなた:「私だってびっくりしたよー笑。次からは準備運動一緒にしようか笑」

4.ツールと外部リソース

直接的な会話って日本人の場合ちょっと難易度が高いんですよね、正直。

でも、たとえばイエス・ノー枕ってあるじゃないですか。

あんな感じで直接言いづらいことも「何か」を間に挟むと言いやすい場合があります。

4-1.照れを媒介ツールで回避

たとえば雑誌やネットの記事やSNSで回ってきた診断系コンテンツなど、ありますよね。

面と向かって話すのは恥ずかしい内容も、そうした「媒介ツール」を通してなら言いやすい、という日本人あるあるを活用するといいです。

シチュエーション例:直接言いにくいSM願望をSNSで見かけた診断系コンテンツで相手に伝える

彼:「へー、実はそういうのに興味があるんだ。じゃあ試してみようか」

あなた:「うん。でも軽いやつからね」

4-2.専門コンテンツを一緒に見る

信頼できるネットコンテンツや書籍を一緒に見て「○○って知ってた?」と感想をシェア。

第三者の話題をクッションにすると、言いづらい本音もスムーズに伝えやすくなります。

シチュエーション例:“女性のオーガズム特集”の動画を視聴

あなた:「動画で言ってたやつ試してみたいかも」

彼:「いいね。じゃ、いつにしようか」

4-3.医療・専門家を味方に

痛みや勃起不全、欲求差など身体的・心理的課題は専門家に相談するほうがいいです。

日本でなら、日本性機能学会の専門医やカップルカウンセラーなどを利用することで、ふたりの負担を軽減できるかもしれません。

ちなみに、たまに当サイトにも専門家に相談すべきレベルの相談を応募がてらしてくる人がいます。

責める意図は全くないのですが、私はあくまで「えろいオッサン」で当サイトは趣味でやっています。

そこは勘違いしないでくださいね。

彼氏との性の話し合いに関するコツ15のまとめ

Xの投稿から始まったこの記事ですが、ざっくりとまとめました。

性の話題って口にするのは勇気がいりますけど、言葉にしなければ永遠に伝わりません。

紹介した15のコツは一度に全部やる必要はありません。

気になったものを小さく試して、振り返って、調整。

このくり返しでいい関係を築き上げてくださいね。

  • この記事を書いた人

マリモ

女性が“安心して深く感じイケるようになる”ための情報を2012年から発信しています。

応募1,700名・体験170名。匿名ながら継続的に信頼を寄せていただき、体験された女性たちの声や感想を豊富な画像と動画とともに紹介。「どうすれば女性が本当に気持ちよくイケるのか」を探求しています。

中イキ・ポルチオオーガズム・脳イキをはじめとしたオーガズム全般、女性の心と身体の感度を高める方法、セックスやプレイを安心して楽しむためのポイント、男性とのコミュニケーションなどを国内外のエビデンスや科学的根拠、多くの女性の声や実践経験とともに丁寧にお届けします。

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