最近では、女性向けのセックステクニックについて「AV女優直伝!」「元風俗嬢が教える~」といったような、プロや元プロの方々がテキストや動画などで解説するケースが増えていますよね。
それらはもちろん役に立つんですけど、プロではない一般人としては注意しておきたい点があります。
それはなにかというと、AV女優さんや風俗嬢さんが男優さんやお客さん相手にするテクニックと、プロではない一般人がパートナー相手にする行為とでは、決定的な違いがあるということです。
そのためテクニックだけ向上しても充分ではないどころか、思わぬデメリットが生じてしまう可能性があるんですよ。
というのも、男性は本能的に相手の女性に他の男性の影響が垣間見えるのを嫌う習性があります。
特にセックスのときにそれを感じさせてしまうと、興ざめされたり嫉妬されたりする可能性もあるんですよね、意外と嫉妬深い男性が少なくないので。
たとえば、いきなりやたらとうまいテクニックを披露してしまうと「誰に仕込まれたんだ」「どこでそんなの教わってきたんだ」なんて余計な誤解を招きかねないんですね。
せっかく喜んでもらいたくて、気持ちよくなって欲しくてテクニックを身につけても、それが裏目に出てしまっては意味ないじゃないですか。
そこでこの記事では、単なる手コキのテクニック向上というよりも、どうやったら彼好みにカスタマイズできるのかを織り交ぜながら手コキのやり方を書きました。
プロの方や業界で働こうと考えている人には参考にならないと思いますが、パートナーとのプライベートなセックスをより楽しく充実させたいという女性にはヒントが見つかると思います。
ぜひ一度目を通してくださいね。
そもそも手コキってどんな行為なの?
手コキについて解説するまえにちょっと確認しますね。
あなたは「手コキとはどういう行為なのか?」と聞かれたらどう答えますか?
ちょっと考えてから先へ読み進めてくださいね。
ちなみにWikipediaではこのように説明されています。
パートナーが男性のペニスを触ったり、手の前後運動で性的興奮を高めたり、射精させることの俗称。
(手コキ より引用)
Wikipediaにも手コキの項目があるのはおもしろいですが、個人的には「男性器への手による愛撫」というイメージがいいと思います。
というのも、これまで多くの女の子に男性に喜ばれる方法をレクチャーする過程で手コキをしてもらったところ、ほとんどの方が「ただしごくだけ」になってしまっていたんですね。
手コキとは手でしごくこと(=手の往復運動)という認識になっているからです。
とはいえそれは仕方のないことで、一般女性向けのテクニック関連情報って男性向けのそれに比べて質量ともにまだまだ乏しいため、よく理解していない女性も少なくないからなんです。
話を戻しますと、手コキは手でしごく行為というよりも男性器への愛撫というイメージがいいんですが、では愛撫とはどういう行為でしょう?
愛撫(あいぶ)するとは、愛情を込めて、やさしく触れたりさすったりすること。
(Weblio辞書 愛撫する より引用)
以上をふまえると、最終的に手コキとはこうなります。
手コキとは、男性器を愛情を込めて手を用いて優しく触れたり撫でさすったりする行為。
こうした認識で手コキをやってみると、ただしごくだけと思っていた行為がガラッと変わりますし、いろいろと発見がありますよ。
またこうした認識でする手コキこそ、限られた時間内でお客を満足させるために効率重視のテクニックを身に着けているプロの方には、なかなかできない行為にもなり得るんです。
とはいえ「それってなんだかちょっと面倒そうだなあ」と思っている女性もいるかもしれませんね。
でも、男性器への愛撫という認識のもとで手コキのやり方を学んだほうがいい理由があるんです。
手コキのメリットとは?
手コキは女性にとっていろいろなメリットがあるいっぽうで、デメリットはあまりありませんので、やり方を身に着けていて損はないです。
具体的なメリットは以下のとおりです。
フェラよりも手コキのほうが女性にとって楽
口って顎の構造的に大きく開けっ放しでいるのはつらいですから、フェラチオって結構疲れるものですよね。
ちなみにSMプレイでボールギャグってあるんですけど、あれも口を開けたまま拘束するんですが、長時間は顎に疲労がたまるので厳禁なんですね
そんなわけで長時間のフェラ、とくに咥えっぱなしの状態は疲れて顎がだるくなって当然なんです。
さらには口が小さくて開けづらい、顎が外れやすいといった身体的特徴の子もいます。
実際「フェラしてるときに顎が外れちゃった」といった体験談を、複数の子から聞いたことがあります。
でも、男性を手で気持ちよくさせることができれば、フェラのインターバルに手コキを取り入れて顎を休めることもできますよね。
あるいは「フェラしたくないなあっ」て気分の時、手コキでごまかせるかもしれません。
フェラに比べて女性がより楽できるというメリットだけでも、手コキのやり方を身につけることはお勧めできます。
実際、体験に来てくれた子では、まゆちゃんが口が小さくて開けづらそうだったので手コキ教えました。(他にも教えている子は何人かいます)
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手コキで出させることができれば口内射精を避けられる
フェラなり手コキなりで男性が充分な状態になったら挿入することも多いでしょうが、中にはそのまま射精までリードすることもありますよね。
それがフェラだと口の中に出されるわけで、飲み込まないまでも結構大変です。
でも、手コキでフィニッシュまで持っていくことができれば、口内射精を避けられるかもしれません。
中には口の中に出されるのが好き、あるいは飲むことでスイッチが入るという子もいますね、レアなタイプですけど。
そういう子は逆に、手コキで男性を充分な状態にしたあと最後だけ口でするという手も使えますので、やはり手コキをできるようになっておいたほうが楽です。
フェラよりも手コキのほうがお互いに衛生的
個人的には、フェラもクンニもセックスを楽しむためならありという考え方ですし、だからこそきちんと清潔にしたうえでするべきだと考えています。
とはいえ清潔に対する認識って個人差もありますので、どうしても気になるという人だっているでしょう。
そんな人の場合はフェラよりも手コキのほうが、衛生面でより安心してセックスに取り入れられるのではないでしょうか?
男性によっては手コキのほうが気持ちいい
男性の中には、フェラよりも手コキの方が気持ちいいという人もいます。
オナニーのとき手で刺激するのに慣れているので、手でしごくという刺激に性的快感が紐付いているからですね。
ですので手コキがうまくできるようになれば、相手男性により気持ちいいと思ってもらえ、喜ばれるというメリットがあります。
相手にそんなふうに思ってもらいたいという視点から、手コキを取り入れるのもありですね。
手コキのほうが複合愛撫がしやすい
複合愛撫とは、複数の箇所を愛撫することです。
たとえば片方の手で手コキをしながら、もう片方の手で男性の体を撫でたり乳首を責めたり、あるいは舌や唇を用いて愛撫したりすることですね。
一度に複数の箇所を愛撫されるとより気持ちいいと感じる女性は多いと思いますが、その傾向は男性も一緒ですので、手コキの際に複合愛撫ができると効果的なんです。
ただフェラしてるときって、どうしても視界が限られるので複合的な愛撫がしにくいですよね。
でも視界をさえぎられない手コキをしながらなら、他の場所を複合愛撫しやすいというメリットがあります。
とはいえ左右の手を同時に用いて愛撫するというのは結構難しく、ある程度慣れている人でもどちらかの手がおろそかになりがちです。
メインの手コキが適当になってしまっては本末転倒ですので、最初はあなたがおろそかにならずにできるレベルの愛撫から始めるのがポイントですね。
手コキ中は言葉によるコミュニケーションや言葉責めがやりやすい
フェラしているときはいったん口を休めないと会話できないですが、手コキならやり続けながら会話できます。
やりながら会話しやすいということは、手コキはコミュニケーションがとりやすく、言葉責めもしやすいということですね。
いいエッチをするためには、相手の様子や気持ちを確認するコミュニケーションは必須ですので、手コキにはそうしたメリットもあります。
また言葉責めについては、下記リンク先の記事に非常に詳しく書いてあります。
男性から女性への言葉責めを想定していますが、単なる言葉責めの例文集ではなく、そもそも言葉責めとはどういう行為なのかといった本質的な内容になっています。
当然、女性から男性への言葉責めのやり方を考える際にも役に立ちますので、興味のある人はぜひ一度読んでみてください。
手コキ体位のポジションとは?
ここからは手コキのやり方について触れていきますが、そのまえにまず手コキに限らず男性の体を愛撫するときの基本として、1つ重要なコツをお伝えします。
男性の体を愛撫するときは、できるだけ体を密着させると男性を興奮させやすいということです。
体を密着させると肌の質感や体温が相手に伝わって、より性的興奮を促すんですよ。
なのでエッチのときは、どのようにして彼との密着度を高めるかが、女性にとっての工夫のしどころの1つなんです。
純粋なテクニックの勉強もいいですけど、そうした視点から工夫を考えてみると独自のノウハウが生まれますので、ぜひ試してくださいね。
では、まず手コキ体位とでも言いますか、ポジションから解説します。
スタンダードポジション
男性は仰向けに寝て、女性は男性の足の間に彼の方を向いて座るポジションです。
手コキの際の一般的な体位の1つと言っていいでしょうし、フェラをするときも同様のポジションになることが多いと思います。
このポジションのいいところは、男性器の様子を観察しやすく、また行為に集中しやすいということ。
ですので、まだ手コキに慣れないうちはスタンダードポジションをお勧めします。
ただしこの姿勢には欠点もあり、手コキしながら他の箇所を刺激する複合愛撫がしづらいということと、体同士の密着部分がほとんどないこと。
そのため、ややエロさに欠けると感じる男性もいますので、ある程度慣れたら複合愛撫ができ密着度も上がる姿勢を試してみてください。
太ももまたがり
密着度を上げるための、スタンダードポジションの派生パターンの1つです。
スタンダードポジションとほぼ変わりませんが、男性の太ももにまたがる体位です。
画像では隙間が空いていますが、実際にやる場合は腿に座り込んで構いません。
そうすれば、あなたの股間を密着させることになるので男性をより興奮させることもできますし、腰を動かしてクリトリスを刺激できればあなた自身も気持ちよくなれます。
コツは腿にまたがるだけでなく、足も男性の脚を挟むように密着させること。
密着といってもギューっと力を入れ続ける必要はなく、お互いの肌と肌をできるだけ常に触れ合わせておくようなイメージですね。
注意点として、濡れやすい人は彼の太ももを濡らしてしまうので、それが嫌だと感じる男性にはやらないほうがいいです。
でも、そんな男性はそもそもセックスの相手としてどうなんだって思いますけど。
サイドポジション
男性の体の横サイドに女性が位置するポジションです。
男性のどちらサイドに座るかは、どのように手を使いたいかによって変わります。
たとえばあなたの利き腕が右なら、仰向けに寝ている男性の右手側に位置すると、あなたの利き腕で手コキ、左手で男性の上半身を愛撫できますよね。
画像では便宜上、男性の左手側に座らせていますが、この向きだと左手では男性の体を愛撫しづらいのがわかると思います。
より器用に動かせる利き手を手コキに用いるのか、それとも体への愛撫に用いるのかによって、どちらサイドに位置するのかを使い分けるのがコツです。
サイドポジションのいいところは、手コキに用いている手と反対側の手で男性の体を広くカバーできるので、手コキしながらの複合愛撫がしやすいことです。
欠点はスタンダードポジションと同じように、密着感に欠けることですね。
添い寝ポジション
サイドポジションの変形で密着感は増しますし、脚を絡めればその効果はさらに高まります。
こちらも画像では男性の左手側に添い寝した状態になっていますが、あなたが右利きなら男性の右手側に添い寝したほうが利き腕で手コキしやすくなります。
ただし添い寝ポジションは、手コキと反対側の手の自由がほとんどきかないので手による複合愛撫はしづらくなりますし、片腕で上半身の体重をささえることになるので長時間行うのは難しいです。
唇や舌などをうまくつかって複合愛撫したり、キスしたりしながら手コキしたいところですが、全体的に少々難易度が高いポジションなので、慣れてから取り入れるといいと思います。
座りバックポジション
後ろから抱きしめることを「後ろ抱き」と呼びますが、それに近いポジションです。
男性を座らせて背中側にポジショニングし、腕を前に回して手コキをするわけですね。
背中越しに女性の体温や体の感触が伝わりますので、男性が感じられる密着感は高いです。
また、片手で手コキしながらもう片方の手で男性の体のかなりの部分を愛撫できますし、舌や唇を使って男性の背面やうなじ、首筋、耳などを責めることもできます。
密着度を高くできるわりに、女性の手の自由度も高く複合愛撫がしやすいため、男性を興奮させるのに効果的なのがこの姿勢のメリットですね。
欠点は、体格差があると男性の体で視界が遮られるので、手コキや愛撫の難易度がやや高くなることですね。
うまく体を動かして視界を確保すると、手コキがやりやすくなります。
バックポジション
男性を四つん這いにする手コキポジションです。
その状態でスタンダードポジションになってもいいですし、サイドポジションになってもいいです。
いいところは両腕が比較的自由になり、唇や舌を使った複合愛撫もしやすい点が挙げられます。
欠点としては男性器の様子が見づらくなるので、ある程度慣れた上級者向けです。
男性の恥ずかしいところが全部丸見えなので、男性がM寄り、あるいはMモードならとくに効果的ですね。
画像のように男性に対して斜めにポジショニングしてもいいですし、いわゆるスタンダードポジションやサイドポジションに位置してもいいです。
ただ、愛撫のしやすさなどは各ポジションの傾向まんまなので、せっかくバックの姿勢にさせるなら愛撫しやすいポジショニングをお勧めします。
ちなみに私はブログでは責められる側の経験はあまりないんですけど、Mモードになったうえでななちゃんにこれを教えてやってもらったら、めっちゃ気持ちよかったです笑
ななちゃんの記事はこちら。
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どちらかと言うとS寄りの女の子 なな
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セックスの快感って、エロい自分の恥ずかしい姿をどれだけ相手にさらけ出せるかという「解放感」が密接に関連してきます。
ですので、あなたがセックスの快感を本当に味わいたいなら、そういう自分自身をさらけ出せる相手とするといいですよ。
さて、以上が手コキの際の代表的なポジション(体位)一覧です。
続いては手コキのやり方について解説しますね。
手コキのやり方
ご存知の女性も多いでしょうが、手コキのやり方をお伝えするために、各部名称を載せておきます。
このためにチンアナゴ君に登場いただきました。(正確にはニシキアナゴ君らしいです、この色は)
手コキで刺激されると気持ちいいと言われている箇所は、大まかに分けるとこの4箇所です。
- 亀頭:先端の三角形の部分。皮膚はなく粘膜。女性で言えばクリトリスに当たる。
- カリ:先端と竿の間の、くびれのある段差部分。
- 裏筋:裏側の先端付近にある、ひだ状の筋部分。
- 竿:三角形の部分を除いた根本までの部分。皮膚で覆われている。
亀頭は、文字通りチンアナゴ君の頭にあたる部分ですね。
ここは女性で言えばクリトリスに該当する部分だ、というのはぜひ覚えておいてください。
というのは自分の体に置き換えて考えれば、どうすれば気持ちよくて何を敬遠したいのか理解しやすくなるからです。
クリトリスをどういうふうにして欲しいか、どうすると気持ちいいかを思い出せば、亀頭をどうすれば感じてもらえるのかイメージしやすいはずです。
ちなみに亀頭は、竿の皮が被っていなければ下着などに接触して頻繁に刺激されるので、皮の奥に隠れがちな多くの女性のクリトリスよりは刺激には強くなっています。
カリとは、亀頭と竿との間にある段差部分のことです。
カリ高というのはこの段差が高いことを表し、挿入時に前後に動かした際に女性の中をいい感じに刺激でき、女性にとってうれしいチンアナゴ君になりやすいです。
裏筋とはチンアナゴ君をひっくり返したときに見える、薄い皮のような筋の部分ですね。
ここも感じやすいですが、とりわけデリケートな部分なので優しく撫でてください。
竿とは胴体部分です。
長い短い・太い細い・右曲がり左曲がり・上向きに反る下向きに反るなどなど、人によって個性があるので、それにあった体位を見つけることができれば快感のレベルがガラッと変わることもあります。
体位についてはそのうち改めるとして、実際の手コキの段取りに移りますね。
手コキの握り方
手コキの際のチンアナゴ君の握り方(持ち方)にもいろんなバリエーションがありますが、まずは下記3種類の基本パターンを覚えておけば大丈夫です。
- 順手:親指が亀頭側になるように握る
- 逆手:親指が竿の根元側になるようにして握る
- 両手交互:左右の手で握る
基本パターンの中でも、順手で握るのが一番オーソドックスなやり方です。
なぜなら、男性が自分の手でオナニーするときも順手で握るからですね。
ですので、まずは順手でしっかり手コキできるようにするのがお勧めです。
続いて、チンアナゴ君の状態ごとのポイントです。
まだ勃起していない状態
この段階のポイント
- しごくのではなく男性器への愛撫だということを思い出して
- 撫でる、さする、円運動
多くの男性はセックスする際、キスなどの段階から勃ちはじめているので、服を脱いた時点で既に手でしごける状態になっていることもよくあります。
そのため、まったく興奮していないノーマルの状態から勃たせることに慣れていない女の子は結構いますし、中にはノーマル状態を初めて見るという子もいるくらいです。
ですのでノーマル状態のチンアナゴ君をどうしたらいいかわからず、勃っているときと同じようにいきなりシコシコとしごき始めてしてしまう子が少なくありません。
でも、興奮してもいないのにいきなりクリトリスを触られてもイマイチな女性がほとんどなのと同様、男性も充分な状態ではないのにシゴかれても気持ちよくなれないことが多いです。
ですので男性がまだ充分でない状態のときは、手コキは男性器への愛撫ということを思い出して、優しく触れたり撫でさすったりするところからはじめてください。
ゆっくりと全体を往復したり、ソフトに亀頭やカリ部分を円運動したりといった愛撫から試してみてくださいね。
おそらくほとんどの男性がそれだけでも勃ってくるので、大きくなってきたら愛撫にプラスしてしごきを織り交ぜていくことをお勧めします。
勃起してから
この段階のポイント
- 濡らすこと
- ローションは成分を見て選ぶ
- 様子を見ながら握り方、動かし方に変化をつける
チンアナゴ君が充分にピーンと勃ってからは、動きとしてはしごきがメインの、いわゆる一般的な手コキになります。
この際に気をつけたいのが、濡らすこと。
男性器は体の外に出ていて日常的に刺激を受けているので、女性のクリトリスや膣などに比べたら構造的に耐性があるとはいえ、乾いた状態で刺激されると痛みを感じる可能性があるのは確かです。
また、ある程度ヌルヌル感があったほうが快感は高まるという点からも、乾いた状態で手コキするよりは濡らしたほうがいいですね。
濡らすのに適当なものがなければ唾液でもいいですが、用意できるならローションは強力な武器になります。
ただし、ローションの選び方には注意点があります。
というのも、手コキした後は流れで挿入してセックスになる可能性が高いですよね。
となると生での挿入ならもちろんのこと、仮に男性がコンドームをしたとしても、手コキの際に使ったローションが多少なりともあなたの膣内に入ることになるわけです。*1
ですので、ポリアクリル酸ナトリウムを使っていないローションを選ぶことが大事。
ポリアクリル酸ナトリウムは吸水性が高く、膣内の水分を奪ってしまうのでヌルヌル感が失われ、痛みを感じやすくなる可能性があります。
ちなみに、よくみかけるリーズナブルなローションにはポリアクリル酸ナトリウムが入っていることがありますので、購入前に成分を確認してくださいね。
また、ゴム製のコンドームは油分に触れると劣化して耐久性がなくなるので、油分を含んだ液体のたぐいは使わないほうがいいです。
握り方は基本を踏まえつつ、相手の様子によって途中途中変化をつけるといいです。
たとえば順手から、親指で亀頭や裏筋を責めるスティック持ちなとも試してみてくださいね。
動かし方の基本は、親指と人差し指で輪っかを作ってそこがカリの段差部分を往復するようにするといいです。
ゆっくりしたペースから徐々に速度に変化をつけたり、往復運動だけじゃなくひねりも加えてみたり、あるいは亀頭だけを愛撫してみたりとバリエーションを増やしていってください。
握りや動かし方に変化をつけて、相手男性が気持ちよさそうなら続ければいいですし、立ちが悪くなってきたらまた基本の握り方でしごくと復活させやすいです。
*1 個人的にはコンドームなしでの挿入はなしだと考えていますが、世間的には生で挿入しているケースも結構あるのでこのように書いています。
手コキのフィニッシュ時
この段階のポイント
- 握り方、動かし方は変えず一定の速度とリズムで
- 止めるタイミングを見極める
- 後処理も忘れずに
手コキでそのまま出させてしまうところまで持っていく際は、握り方や動かし方がまた少し変わります。
まず握り方は、前の段階よりは少し強めになることが多いです。
動かし方は前の段階より心持ち早めで、一定の速度とリズムをキープするイメージですね。
この部分については、よくAVなどで見られる出させる直前の動かし方がわかりやすいです。
そして実際に男性が出し始めたら、亀頭やカリの部分はなるべく刺激せずに竿部分のみをしごくようにしたほうがいいです。
というのも女性がクリイキした直後と同じように、男性もイッた直後は粘膜部分が敏感になり過ぎていて、慣れないと刺激に快感よりも不快を覚えるケースも多いからです。
また、どのタイミングまでしごいていて欲しいかは人によって異なります。
- 出始めたらしごく動きは止めて欲しい派
- 出始めてからしばらくは動かして欲しい派
- 出終わるまで動かしてほしい派
相手男性の様子をうかがいながら調整してくださいね。
最後に後始末ですが、ティッシュで充分なんですけど張り付いてしまうことがあるので、ウェットティッシュがあればそれで拭いたほうが楽です。
ただし、アルコール入りのウェットティッシュだと粘膜部分への刺激が強すぎることもあるので、その場合はティッシュを使ってください。
あとは手を必ず洗うことですね。
手コキテクニックを彼仕様にカスタマイズする方法
これまで手コキについて、ベースとなる知識とテクニックについて解説してきましたので、ここからは応用編です。
手コキの目的をあなたのパートナーの男性に喜んでもらうこととするなら、風俗嬢さんなどがやっているようなプロレベルのテクニックを身につける必要は、必ずしもありません。
一般的な知識や普遍的なテクニックを覚えた上で、彼の好みに合ったやり方にカスタマイズする「彼仕様のノウハウ」を生み出したほうが効率的ですし、彼氏にも喜ばれる可能性が高いです。
ただし「相手に合わせてカスタマイズする能力」というのはマニュアル化しづらい部分なんですね。
逆に言えば、そうした能力を高めることができると超絶テクを持っていなくても「セックスしていて楽しい相手」になれるんですよ、男女ともにね。
さてマニュアル化しづらいといっても、カスタマイズのためのやり方はいくつかありますので紹介します。
観察
あなたも経験あると思うんですけど、エッチが下手な人って相手の反応を全然観察してないんですよ。
相手のことよりも、自分が何をどうするかで頭がいっぱいになっているんですね。
慣れてなくてそうなってしまう場合はもちろんのこと、たとえば勉強してきたテクニックを思い返すのに集中してしまって観察し忘れる、なんてことも結構あります。
セックスにおいて相手の反応を観察することはテクニック以上に大事なので、手コキの際もまずは相手男性のリアクションをよく見て、聞いて、感じ取ってください。
そして観察するためには、観察できる環境を用意する必要があります。
具体的には、相手の表情や体の微妙な変化などが見てわかるくらいの明るさのもとでエッチすることです 。
恥ずかしがって電気を消した暗い室内でしかエッチしないのでは、相手の様子を充分に観察することは残念ながらできません。
毎回そうする必要ないですけれど、相手に合わせてカスタマイズする能力を高めたいなら、相手の様子がわかるレベルの明るさの環境でエッチする経験を重ねてください。
相手に感想を二択で質問する
こちらから相手の様子を観察するだけでなく、実際に相手がどう感じているかを質問することもとても大事です。
もし、これまで相手の男性に十分質問した経験がないのであれば、ぜひエッチしながらどうしたらいいか質問してみてください。
と言っても質問って意外と難しく、漠然とした質問には漠然とした答えしか返ってこないことが多いです。
ですので、たとえばどちらの服が似合っているか体にあてて比べながら聞くようなイメージで「こうするのと、こうするの、どっちがいい?」と実際にやりながら質問すると、わかりやすい答えも返ってきやすいです 。
もちろん二者択一以外でも、相手が具体的に返答しやすいような質問の仕方ならなんでもいいですよ。
また、質問をするもう一つのメリットは、こっそりテクニックを勉強していることが彼にバレにくくなるということです。
この記事の冒頭で触れたように、男性は他の男性の影響が見えるのを嫌う傾向にあります。
ですので、あなたが今の時点でかなり高いレベルのテクニックを身につけていたとしても、関係が浅い段階から全開にするのは避けた方がいいです。
「相手に聞きながら教わって上達した」というていで、少しずつテクニックを披露していったほうがいいですし、そのためのアリバイづくりとしても相手に質問をしておいた方がいいわけですね。
どうして欲しいか答えやすい質問を相手に投げかけることは、具体的な要望を引き出しやすくなるとともに、過去の男性の影響を感じにくくさせる効果がある、ということですね。
実際に手コキしているところを見せてもらう
彼仕様の手コキが一番うまいのは、当の本人です。
なぜなら、オナニーする時に自分に一番合ったやり方で、自分の手を用いて手コキをしているからですね。
ですので、彼が実際に自分の手でオナニーしているところ見せてもらうと、どこをどのように握ればいいかや、どうやって動かせばいいかなとが見てわかりやすいです。
さらに理解を深める方法としては、まずあなたの手で彼のモノを握ります。
そしてあなたの手の上から彼に握ってもらって動かしてもらうと、力の入れ具合や手の動かし方、しごく速度などが体感しやすいです。
ぜひ女性読者の方には試していただきたいですし、男性が女性にやり方を教える際も効果的なので、男性読者の方もやってみてください。
まとめ
以上が、今の段階での手コキに関するまとめ記事ですが、実はまだ8割くらいの完成度です。
コンテンツをもう少し追加したいですし、ある内容をまるまる省いているので、というか間に合わなかったので書いていないのですが、いずれタイミングを見て追記します。
ですので興味のある方は、この記事をブックマークするなりTwitterをフォローするなりして、更新をチェックできるようにしておいてくださいね。
さて、まとめがてらいくつか補足をしておきます。
手コキのとき女性サイドに気をつけてほしいことは?
手コキのとき女性サイドに気をつけてほしいことは爪と手洗いです。
まずは爪なんですけど、チンアナゴ君はギュっと握るような圧力には割と強いのですが、粘膜とうすい皮膚で外側を覆われているだけなので、固いものが当たると当然痛みを感じます。
フェラのときに歯が当たってしまうと、痛いと言われるのはまさにそれですね。
ですので爪を伸ばしている人や、ネイルチップ・つけ爪をしている人は、先端の硬い部分で引っかいたり刺したりすることのないように気をつけてください。
今の若い女性だとあまりないと思いますが、もし爪を短くしても大丈夫だという人は、切って整えていただいた方がいいです。
もう1つの手を洗うということについて。
2020年のコロナウイルスの時にしつこいくらいに手を洗おうと周知されましたし、皆さんもアルコール消毒液や除菌ウェットティッシュなどで手を拭くようにしていたと思います。
もともと手はさまざまなバイ菌やウイルスがつきやすく、その手で粘膜部分にふれるとそこからいろいろな病気に感染する可能性があるほか、たとえ触れたのが皮膚だったとしてもニキビの原因になることもあります。
ですのでセックスのときにかぎらず、デリケートな部分にふれるときには手を洗うのが鉄則ですね。
手コキをするときは基本的にはセックスの最中だと思うので、その前にシャワーを浴びるなどある程度の身だしなみは整った後のことが多いとは思いますが、やる前に手を洗ったかどうかは再確認しておいたほうがいいです。
もし手を洗っていないことに気づいたら、できればちょっと待ってもらってでも手洗いを済ませてから開始することをお勧めします。
フェラと手コキどちらが気持ちいいの?
女性サイドの疑問として「フェラと手コキどちらが気持ちいいの?」というものがあるかと思います。
結論から言えば、相手男性によります。
フェラが好きな男性もいれば手コキが好きな男性もいるので、両方できるほうがいいですね。
なお、女性のテクや持っているものによっても男性が得られる快感は変わります。
たとえば、そこまでテクニシャンだとは思わないけれども特別に気持ちいい口をしている女性がいまして、そういう人にフェラされるとメチャメチャ快感です。
いっぽう、肌の質感が絶妙で軽く触れられているだけで気持ちいい女性もいますので、そうした人に手コキをしてもらうとしびれるほど気持ちよくなれます。
でも当の女性自身が、そうした自分の持っている特性に気づいていないことって結構あります。
ですので、あなたはどちらのほうがうまくできるかという視点や、得意なことや向いていることを活かすという考え方でいいですよ。
最後に
手コキのメリットややり方について、多少はお役に立ったでしょうか。
個別のテクニックの向上だけが重要なわけじゃないってことを理解していただければ幸いですので、ぜひ実際のエッチで試してみてくださいね。
なお当サイトの体験に来てくれた女の子たちに、手コキに限らず男性に喜ばれる方法を教えることもあります。
そのときも、プロや元プロが教えるテクニックとは少々異なる内容もお伝えしています。
- 女性誌や女性向けメディアなどにはあまり載っていない、男性に喜ばれるベッドマナー
- なにげにAV女優さんですらやっていることの少ない、ちょっとしたコツ
- 男性への愛撫と催眠的アプローチ
たとえば上記のような内容を、質問への回答ベースで雑多にレクチャーする形になりますので、興味のある子は体験のときに聞いてくださいね。
今回の記事に載せている内容も実際にお伝えしているもので、時間の限られている体験時よりも中身のボリュームがあるので、手コキについてはこれを読めば別に体験で聞かなくても充分だとは思いますけど。
というわけで、手コキのやり方を彼好みにカスタマイズするためのテクニック向上方法でした。