BDSMとは合意の演劇です。
この記事では
- BDSMとは何なのか?
- 基本的な知識や考え方
- 重要なポイント
をステップ式で解説します。
BDSMの由来と初心者M女性向けの前書き
BDSMという言葉を聞いたことのある人は、このページを見ている方なら多いでしょうね。
日本ではシンプルに「SM」と表現されることが多いので、その方がイメージしやすいと思います。
ちなみにBDSMとSMは概ね同じ意味ですが、若干異なる部分もあります。
- Bondage & Discipline(束縛と規律)
- Dominance & Submission(支配と服従)
- Sadism & Masochism(サディズムとマゾヒズム)
それらの頭文字を組み合わせたものが、BDSMというワードの由来です。
日本で言うSMは、本来の意味は3番目の頭文字のみということになるため、実際に行われている行為とは少し離れているかもしれません。
当サイトでもSMという表現をこれまで使ってきていますが、じゃあサディズムとマゾヒズムだけが構成要素かというと、そうではありませんから。
いずれにせよ、正直言って少々刺激的な響きのため、誤解されがちなBDSMというワード。
SMあるいはBDSMをよく知らない女性にとっては「痛そう…」「え、縛るの?」ですとか「ちょっと怖い」「自分とは関係ない世界」みたいなイメージがあるかもしれません。
世間一般で目にする動画や画像などからも、また当サイトに載っている内容からも、パッと見そういうイメージを持たれても仕方ないかなあとは思います。
当サイト開始前の、マリモとは全く関係ない場での話。
当時私がやっていたことをある女性に見せる機会があったのですが、最初は「何でこんなひどいことできるんですか!?」みたいな反応でした。
ただその女性も、その後「実際にしているところを見物したい」なんて告白してきましたけれど。
当サイトの体験に来てくれる女性たちの中にも、SM的なプレイ(緊縛etc)に興味津々の人もいれば、まったく関心のない人もいます。
今回は、そんなBDSMについてAIを用いて定義づけをしました。
これが思っていた以上に核心を突いていて、思わずゾクっとするような、個人的にとても興味深い定義が完成しましたので記事にしました。
本記事が、知識や経験のない女性の誤解を解くきっかけになれれば、また経験のある方にとっても見直すきっかけになれればと思います。
ちなみに今回の記事の目的はいくつかあるのですが、そのうち「現在パートナーやご主人様のいないM女性向けのもの」は記事の最後のほうに載せてあります。
該当する女性は、そちらだけでも読んでください。
BDSMの定義:快楽的・審美的・心理的に構造化されたとは?
今回AIとやり取りをして作成したBDSMの定義がこちらです。
BDSMとは、快楽的・審美的・心理的に構造化された、権力・拘束・規律・感覚の交換儀式であり、暴力ではなく“合意の演劇”である。
これ一読しただけで理解するのは正直難しいと思います。
私自身「なるほど…ん?でもどういうこと?」という感じで、なんとなくイメージは伝わりましたが整理まではできなかったと言うか。
機能美にあふれた文章かもしれませんが、正直ちょっと難しいですよね。
高度なAIって、大切なことを短い言葉にぎゅっと詰め込む「情報の圧縮」が得意。
ですがその分、人間のリアルな感情や感覚から少し離れているように感じられるんですよね、無機質というか。
ムダやムラがあるのが人間ですから。
ですので、この定義を一つずつ、わかりやすい言葉で紐解きたいと思います。
まずは前半部分です。
快楽的:刺激の方向性
- 体感:ストレスのある刺激(痛み、拘束感、強烈な快感etc…)
- 心理:信頼できる相手だからこそ味わえる解放感
BDSMプレイは身体的あるいは精神的な快楽を与え、得る行為です。
一見すると暴力的な行為に見えるかもしれませんし、受ける感覚も「即物的な快感」ばかりではありません。
例えばスパンキングやギュッとつねることなどによる、ピリッとした痛み。
緊縛や口枷などの、ぎゅっと締め付けられるような拘束感。
何十回と連続でイカされたときの、強烈過ぎて逃げたくなるような快感。
でも、それらはただ不快なだけ、あるいは肉体的なストレスだけというわけじゃありません。
安全な状況で、信頼できる相手と共有するからこそ生まれる、日常では決して味わえないような、研ぎ澄まされた感覚や、心からの解放感。
それは、美味しいものを食べた時の体が浮き上がるような感覚や、絶景を見た時の目頭が熱くなるような感覚などにも共通する、深い場所にある本能的な快感なのかもしれません。
体と心が一体になって感じる、非日常的な快楽の探求、と言えるでしょうか。
審美的:変身した自身の美
- 非日常を演出
- 変身した自分に感じる美
BDSMには、まるでアート作品のような美しさが宿る瞬間があります。
たとえば、計算され尽くしたロープワークの造形美。
ショーなどが行われることもある、プロの緊縛師の魅せる緊縛などはまさにこれですね。
当サイトの緊縛は、とてもそこまでのレベルではありません。
それでも実際の画像や動画を見たり、あるいは縛られた自分の姿を鏡で見たりしたときに女性の体に美を感じるのは、私自身だけでなく体験した女性自身も抱く感覚のようです。
またレザーやラテックスといった特別な素材が放つ独特の艶めきや雰囲気。
ボンデージ風というカテゴライズがあるくらい、ファッションとして成立する一種の美しさがあるわけですね。
当サイトの場合はその方向性はほとんどありませんが、良さはよくわかります。
さらには、実際の現場で交わされる視線と相手の表情。
そういった視覚的な要素や空間全体の雰囲気が、BDSMプレイを単なる行為ではなく五感を刺激する体験へと昇華させます。
個人の感性に訴えかける部分なので、人によって好みが異なってくるのは当然。
とはいえ、BDSMは外見に秀でていないと楽しめないというわけでは、けっしてありません。
BDSMは、非日常的なシチュエーションで目にする自身の姿に美を感じる瞬間が、誰にも起こり得る行為なんです。
他人と比べる美ではなく、変身した自分、変化した自分に感じる美と言ったらいいでしょうか。
コスプレをしてみたら別人のように変身した自分自身の姿にある種の解放感や快感を覚えた。
プロにメイクしてもらったら見違えるようなイメージになって、自分で自分をかわいい・きれいだと思った。
そのような体験に近いものかもしれません。
心理的:表に出せない感情や欲求の解放
- お互いの信頼によって生まれる感情
- 安心と緊張の同居による解放
BDSMのおもしろさは、おそらくこの心理的な側面にこそ深く根ざしています。
一般的に、日常の中で本当の自分を出せる時間というのは貴重ですよね。
男女ともに、自分の本音や深い欲望を押し隠し、無意識のうちにストレスを溜め込んでいます。
BDSMはその隠された欲求を安全に解き放つことができる体験となり得ます。
当サイトは女性向け、しかもどちらかといえばニュートラル~M女性向けなのでその方向で書きますが「支配する側 / 服従する側」という役割を通じてM女性が得られるのは、支配する側があなたを全面的に受け入れてくれるという絶対的な信頼感です。
この信頼があるからこそ、緊張感と安心感が交互に訪れ、心はどんどん深みに引き込まれていきます。
子供の頃、何も心配せずに大人に守られていた安心感、大好きな人に弱さを見せて、それを優しく包み込まれた時の喜び。
大人になってからは味わうことのできなくなったその懐かしい感情が、目の前に再び蘇るとしたらどうでしょうか。
当サイトの体験でも女性たちは、最初はちょっとだけの好奇心からスタートしている人が多いです。
初めてがここでの体験にせよ、そうではないにせよ。
そして深く魅了されると「もっと自分を解放したい」という強烈な欲求を覚えるようになることもあります。
構造化:信頼と安心のルール化
- 事前に「安全」「行為」に関する約束事を決める
- ルール化による没頭
BDSMを単なる暴力的な行為やプレイと分ける決定的なポイントです。
暴力とは理不尽で一般的な行為です。
いっぽうBDSM界隈では、事前に話し合って安全のためのルールやどんなことをするかの約束事を決めます。
例えば、友達や家族と旅行に行くときに「どこに行こうか?」「何を食べようか?」「どうやって回ろうか?」みたいに事前に話し合って、方向性や段取りを決めるじゃないですか。
話し合いと言っても、楽しいイベントのためのものなので、そのときの感覚に似ているかもしれません。
もちろんBDSMはお互いの身体的な接触や精神的な触れ合いが生じるので、もっと踏み込んだ話し合い、またはそれに近い事前準備が必要です。
また行為的にも緊張感を伴うものではあるので、そういった点では旅行の打ち合わせなどとは違いはありますが。
いっぽうで、この構造化(=ルール化)されているという安心感があるからこそ、心置きなく体験に没頭できるんですね。
BDSMとは権力・拘束・規律・感覚 の交換儀式であり…とは?
続いては「権力・拘束・規律・感覚 の交換儀式であり」の部分に移ります。
では具体的にこれらの要素が、BDSMの世界でどのように「交換」されるのでしょうか?
そもそも交換ってどういうことなんでしょうか?
ここもまた一読しただけで理解するのは難しいので、まずは表にまとめました。
要素 | プレイ上の意味 | 交換されるもの |
権力 | 支配 / 服従という一時的な役割 | 責任感と解放感 |
拘束 | ロープ・手錠・アイマスクなど | 行動の自由⇄感覚の鋭敏さ |
規律 | 事前に決めた約束事・ストーリー・ご褒美・罰 | 達成感とスリル |
感覚 | 叩く・温冷刺激・触覚操作など | 新しい快感、自己発見 |
ではさらに詳細に1つずつ解説します。
権力とは役割
BDSMにおける権力とは、あくまでプレイ上の役割のことです。
現実社会で偉い立場の人間が弱い立場の人間を抑圧するような権力とは意味合いが異なります。
そして権力の交換とは、お互いの合意のもとで一時的に行う役割分担と言えばわかりやすいと思います。
たとえば普段は対等な関係だとしても、プレイのときは一方が「私がリードするね」、もう一方が「はい、お願いします」と心の中で承諾の握手をするようなイメージです。
個々の動機はどうであれ役割分担ですから、前提としてお互いが共通の方向を目指す行為を意味します。
ですので、どちらかが一方的に搾取するようなテイカー的なムーブでは成立しません。
お互いを信頼し、リスペクトしているからこそできる「現実のロールプレイングゲーム」と言えるわけですね。
支配する側は相手への深い配慮と責任感を、服従する側はすべてを委ねる勇気と解放感を交換している、とも言えます。
M女性側の視点で言えば「責任をS男性側に提供する代わりに、自身が背負っている責任から解放される解放感を得られるので、何も考えたり気にしたりする必要がない時間を過ごせる」という表現で伝わるでしょうか。
そしてゲームだからこそ、先ほどの構造化(信頼と安心のルール化)が大切だということです。
拘束による解放
BDSMでよく行われるロープや手錠などでの拘束は、身体の自由を制限する行為です。
でも、これは制限をするだけが目的ではなく、感覚を研ぎ澄ますためのスイッチのような役割も兼ねています。
たとえば私もよく用いるアイマスク。
視覚を制限することにより行動の自由を奪うという意味では、拘束の要素も含まれますよね。
いっぽうで視覚が制限されれば聴覚や触覚が鋭敏になり、言葉や体への接触など、少しの刺激でも普段より強く感じられるようになります。
あるいは緊縛による拘束。
動けないという状態が、逆に心に「もう何も考えなくていいんだ」という解放感や、相手にすべてをゆだねる心地よさをもたらすこともあります。
M女性側の視点では「体の自由を差し出す代わりに、快感を始めとした感覚が研ぎ澄まされる」と言えばピンとくるでしょうか。
これは自分ひとりでは、なかなか感じることのできない特殊な感覚の世界です。
とはいえ、もともと人間は完全な自由には逆に不安を覚えることも多い生き物。
たとえば窮屈なところに安心感を覚えたり、重たい布団を被ったら圧迫感が心地よかったりした経験はありませんか?
それらの感覚に近いものがあるかもしれません。
ですから誰でもある程度の不自由に快感を覚える傾向がある、とも言えます。
進撃の巨人のエレン・イェーガーのように、究極的にまで自由を追い求めるような人は、現実にはほとんどいないというわけですね。
だからこそ漫画の主人公足り得るんですが。
称賛と罰のための規律
BDSMにおける規律とは、事前に決めたルールやプレイ中の指示に従うことです。
「この場面では、こうしよう」「もしこれができたら、ご褒美にこれね」「できなかったらこういう罰を与えるよ」といった約束事を通じて、プレイに流れや深みを生み出します。
規律を守る達成感、そしてそれに対する褒め言葉やごほうびを受けるときの喜び。
あるいは破った時の罰(≒お仕置き)によるスリルが、物語にさらに没入させてくれるんですね。
それは2人の間の特別な繋がりを感じる瞬間でもあります。
M女性の視点で言えば「約束に従うあるいは達成することで称賛と褒美を、約束を破るあるいは未達成でお仕置きと罰を与えられる」わけですね。
当然ながらここでの規律とは、上下関係を作り服従側に従わせるための決まり事、というだけの意味ではありません。
支配側にも「事前に決めたルール」を守る規律が求められます。
非日常的な感覚
BDSMで探求される感覚はバリエーション豊かです。
軽く叩かれる心地よい痛み、氷やロウを使った温度の変化、特定の場所への丁寧な触れ方。
これらはプレイする者同士が「この感覚を与えたい / 感じてみたい」と望み、同意したうえで行われます。
日常の刺激に慣れてしまった肌や心に、新しい目覚めを与えるような非日常的な刺激。
知らなかった自分の体の反応や、心の奥底に眠っていた感覚に出会う驚きと喜びがそこにあります。
M女性の視点なら「日常とは異なる感覚を与えられる状況を承認する代わりに、未知の快感や喜びを得られる」ということになります。
今まで感じたことのなかった、あるいは意識したことのなかった反応や感覚だからこそ、自分の中で新発見したときに大きく心が動かされるものなんですね。
もちろん、実際にやってみないとわからないことは多々あります。
「期待していたのにいまいちだった…」ということはありますし、当サイトの体験に来てくれた女性の例も紹介しています。
逆に「あんまり興味なかったのに体験してみたら想像以上によかった!」ということも起こり得ますし、それらもまた紹介しています。
ぜひ女性たちの体験記事も読んでみてくださいね。
交換儀式とはgive&takeのスペシャルイベント
BDSMでは、それらの要素が、単に一方的に行われるのではなく、お互いが与え合い、受け取り合うギブアンドテイクの形で行われます。
ですので、それを交換と表現しているわけですね。
そしてBDSMプレイが2人だけの特別な、日常とは切り離されたスペシャルイベントとして形式化されていること。
それが儀式という言葉に込められています。
BDSMは暴力ではなく合意の演劇であるとは?
BDSMで最も大切なのがこの「暴力ではなく合意の演劇」という部分です。
これまでの部分は人によって多少定義が異なったとしても、この部分はほとんど差異はないはず。
たとえば以前にも紹介したと思いますが、このようなBBCの記事があります。
一方的な行為に対する言い訳として「BDSMだった」と主張するケースに対して、警鐘を鳴らしています。
では具体的に解説しますね。
BDSMは暴力ではない
BDSMは、相手の嫌がることを無理やり行ったりやらせたり、傷つけたりする暴力とは、完全に違います。
暴力は相手の人格や尊厳を踏みにじる行為です。
BDSMは相手へのリスペクトと、お互いの合意がなければ成立しません。
すべての行為は、参加者全員が「やりたい」「一緒に探求したい」と望み、話し合い、同意した上で行われます。
時には驚くほど細かく、まるで契約のように細部まで詰める場合もあります。
(当サイトでは事前にブログを読んでからの応募をお願いしているので、そこまではしていませんが)
また途中で少しでも「違うな」「今はやめたいな」と思ったら、いつでもストップできる権利があるんです。
BDSMは合意の演劇である
そして「合意の演劇」という言葉が、BDSMの本質をとてもうまく表現しています。
プレイを行う者同士は、自分たちが同意したストーリーを、それぞれの役割を演じながら進めていきます。
それは現実の生活から離れて、創造された世界に没入する特別な時間。
まるで子供の頃に本気でごっこ遊びに夢中になった時のように、あるいは好きなキャラクターになりきって新しい自分を発見する時のように、非日常的な体験を通じて自分を探求する行為とも言えます。
この演劇は、本来の意味でのロールプレイなんですよね。
役割を演じるロールプレイングゲームであるという認識があるからこそ、普段の自分とは違う役割を安全に楽しめます。
そして、その役割を安心して演じるための舞台が、信頼関係によって作られるわけですね。
別の言い方でまとめると、BDSMは、お互いを深く信頼し、コミュニケーションを取りながら、安全なルールの中で非日常的な体験や自己探求を楽しむ、同意に基づいた特別な関係の形というわけです。
なぜBDSMに関する定義付けをしたか?
さて、では今回なぜBDSMの定義付けを記事にしたかです。
まずシンプルに、SMプレイの考え方についてまとめた記事が当サイト内になかったな、という理由です。
今回の内容は定義という基本的な部分なので、これからBDSMを初体験する方向けだと思います。
と同時に、経験のある人にとっても自分のプレイを見直すきっかけになると思います。
私自身も、完璧にできているわけではとてもないので、ある意味自分に向けて書いた記事でもあります。
そして、初心者M女性向けの理由がもう1つあります。
言葉の定義は重要だという話
実はこれ男性向けの有料noteで触れていることですが、人間は言葉で思考します。
そのため言葉の定義次第で、以下のようになります。
- 言葉の定義が曖昧→思考も曖昧→行動も曖昧
- 言葉の定義が雑→思考も雑→行動も雑
ですので初心者M女性の方がご主人様やプレイ相手を探す場合、相手の言葉の定義を確認するというのは信頼できる相手かどうかを確かめるための有効な事前チェック方法の1つです。
相手に、あなたが関心のある行為やプレイに関する言葉の定義を聞き、つまりはその意味や考え方がどこまでクリアで高解像度かを確認するわけです。
もし、その返答が曖昧だったり雑だったり(=解像度が低かったり)、あるいは定義自体を軽く扱っていたりするような人とは、プレイしないほうがいいです。
たとえばSMに関して聞いてみたとして、もちろん今回の内容と違っていても構いませんし、ここまで表現を圧縮していなくても問題ありません。
ただし必ず自分なりの定義が明確になっていて、それを自分なりの言葉で説明してくれる相手を候補者にするようにしてくださいね。
ちゃんと説明できるから大丈夫、とは必ずしもならないところが厄介ですが、ダメな返答する人はまずダメなので避けられます。
聞き方としては「~の定義とは?」なんて聞かれてもさすがに戸惑われると思います。
「SMってどういうもの / ことなんですか?」ですとか「どんなことを考えながらやっているんですか?」「たとえば~って具体的にどうなんですか?」みたいに聞いていくのがいいかもしれませんね。
ちなみにこれ、緊縛とか中イキ開発とかにも使えるチェック方法ですし、もっと広くいろいろなジャンルで「使えます」ので、覚えて帰ってください。
私自身も偉そうなことは言えませんので、折に触れて確認するようにしている考え方です、これは。
BDSMは探求心が織りなす深くて豊かな世界観
さて今回、圧縮された情報を解凍するように解釈してみました。
当然ながら、この定義が唯一絶対の正解というわけではありません。
人それぞれ、関係それぞれにおいて定義は変わって当然です。
ただしくり返しますが、BDSMは単なる性的な刺激や一方的な支配・服従ではありません。
身体的な快楽だけでなく、美意識、心理的な繋がり、そして何よりも「お互いを尊重し、同意する」という重要な要素が深く関わっているんです。
また、そもそも興味がない人や、どちらの役割も好きという人もいて当たり前なんですね。
以前に掲載したSMに関するタイプ分けの図も、そのような観点から作成しました。
ですので、今のあなたなりの正解を見つけていただければと思います。
参考までに、SMに関するタイプ分けの方法の1つを紹介した記事が、こちらです。
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