女性の性に関するコラム

ノーマルでむしろS寄りかもしれないと分かった ユキ

2023年7月1日

新たな女性ユキちゃん。

2回目の応募でした。

最初のご応募は昨年。

そのときとはかなり応募動機や彼女自身のスタンスが変わっていました。

ユキちゃんの応募動機

・・・以前の私は、「イケないのは相手に申し訳ない」「なんでイケないんだろう」と自分を責めたり、プレッシャーを感じながらエッチをしていたと思います。

・・・体の関係もある友人を作るなど経験を積んだこともあり、心から「エッチが楽しい」と思えるようになりました。

このような心境を応募メールで語ってくれた彼女。

楽しいエッチがしたい、緊縛プレイをしてみたい、楽しめた結果中イキに繋がったら嬉しいといった応募動機も綴ってくれました。

また縛られたり責められたり腕を抑えられたりして興奮した、とも書いてくれました。

実況中継、質問、指示命令など言葉責めでも気分が高ぶる経験をした、とも書いてくれました。

言葉責めの詳細については、こちらの記事を読んでくださいね。

セリフの暗記は無駄!女性が興奮する言葉責めのやり方を6つの基本パターンで完全解説します

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性の価値観に対する家庭環境の影響はとても大きい

経験上、性的な行為に対する価値観やセックス観といったものに対する、家庭環境の影響ってとても大きいです。

彼女は性的なものをよしとしない家庭環境で育ったとのこと。

そのため以前はそうした行為にどこか距離があったようでした。

しかし、いろいろなきっかけや経験から見方やスタンスが大きく変化したとのことでした。

このようなケースは個人的にもいくつも遭遇していますし、似たような経験談はあちこちで見聞きします。

この女性の絶頂ブログで書いたことがあるか忘れましたが、ブログ開始前にあるプロのM女さんと会ったことがあります。

彼女は厳格な家庭で育ち、その反動で風俗の道へと進んだ女性でした。

影響のされ方こそさまざまですが、性に限らず物事に対するスタンスや価値観って家庭環境の影響が必ずあるんですよね。

実は幼いころからの性的嗜好も存在する

いっぽうで幼少期からの性的嗜好も、全ての女性にではありませんが存在します。

私…は女性ではないですが例に挙げると…の場合は幼稚園のころからSの傾向がありました。

といっても当時から自覚的にそうした行為をしていたわけではないのですが。

行動の傾向にそうした面が見られるエピソードがある、ということです。

今回体験に来てくれたユキちゃんにも、私と同じように幼少期からの性的嗜好を感じさせるエピソードがありました。

ところが、それは彼女の(もしかしたら)S性をうかがわせるものだったようです。

これを読んでいるあなたも、幼いころからのそうした嗜好を感じさせるエピソードがあるか、記憶をたどってみるのもいいかもしれません。

緊縛への反応が微妙だったユキちゃん

実際に緊縛してみたんですが「…そんなに…」といった感じの感想だったユキちゃん。

興奮した様子はなく、バイトギャグに至っては苦手だったようでした。

また意識の焦点の当て方も、あまりMな感じはしませんでした。

Mな女性って、基本的には自己陶酔型というか自分の世界に入る感じで内側に向くんですよね。

ですが彼女には、あまりそうした感じは受けませんでした。

じゃあSが外向きかというと、またちょっと違うこともあるんですけど。

このへんは性癖ポジショニングとも絡んできます。

SとMという軸よりも、giveとtakeという軸で見てtakeほど内側に向く、といったほうがより正確でしょうか。

意識の内向き具合で言ったら、takeM>takeS>giveM>giveS、といった順番ですね。

【あなたはS?M?】夜の相性診断に有効!性癖ポジショニングという性的嗜好の考え方について解説

いわゆる夜の相性を示すのに一般的にはSMや性癖といった言葉が使われがちですよね。 実際、「SかMか」といった話に接する機会はあると思います。 いっぽうで「どっちかよくわからない」「なんとなくSとかMと ...

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ユキちゃんの緊縛責め動画

ちなみにユキちゃんは、ここでの体験や私との話を通じて、ノーマルでむしろS寄りかもしれないと思ったそうでした。

動画でも普通に感じているんですけど、なんとなく入り込みきれていない印象もありますよね。

これが意識があまり内側に向いていないって意味です。

もちろん良い悪いではありませんし、経験を積めば変わる可能性だっておおいにあります。

オーガズムという視点からすると、入り込みやすい女性のほうがイキやすいのは確かです。

ある意味当たり前のことで、集中している状態でないとイケないからですね。

そして「環境に左右されずに集中する力」が高い女性ほどセックスのときも、相手によらずイケる能力が高いってことになります。

オナニーではイケるけどセックスではイケない女性は、集中力が発揮できるストライクゾーンが狭いということです。

くり返しますが良い悪いではなく、そういう立ち位置だということです。

今の自分を知って育てる

このブログを開始した当時にくらべてSNSでいろんな情報が流れています。

そのせいか、イクことをスムーズに起きる現象と考えている女性が増えているように、最近感じることがあります。

ですが女性のオーガズム能力って生物的には必須ではないうえ、進化によって失われつつある能力とも言われています。

生まれつきイキやすい女性もいればそうではない女性もいますし、時間がかかる人はかかります。

ましてや中イキは当時から今も経験率30%程度とたいして変わっていません、Twitterにも書きましたけど。(海外の複数の調査より)

逆に言えば7割の女性は中イキ未経験なんですよ。

なので中イキ自己開発も時間がかかって当たり前、すぐにうまくいかなくて当然なんです。

だからこそ今の自分がどんな立ち位置で、どう育てていくかを自分の心と体と向き合いながら考えていくことって、大事ですよ。

「すぐにイケるようになりまーす」とか耳触りのいいこと書けなくて申し訳ないんですけどね。

というわけで、ノーマルでむしろS寄りかもしれないと思ったというユキちゃんの体験でした。

  • この記事を書いた人

マリモ

女性の絶頂ブログを2012年から運営しています。

・応募人数1600名以上の女性のリアルな声
・体験人数160名以上の実践と経験
・国内外のさまざまなデータやエビデンス

以上をベースに、どうすれば女性にとって気持ちいいセックスができるのかを約20年追求しています。

中イキや脳イキをはじめとしたオーガズム全般や感度をアップする方法、エッチを楽しむためのさまざまなプレイなどについて書き続けています。

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