感度が上がる、全身が性感帯になる、イキやすくなるなど、セックスのときに催眠を用いる効果は、数年前に比べれば「脳イキ」という言葉とともに認知度が上がって来ました。
また女性向け催眠オナニーの記事から、当サイトへ来てくれる子も増えています。
催眠の要素をうまく取り入れると、女性にとってより楽しく気持ちいいオナニーやエッチになることが知られるようになってり、興味を持つようになるんでしょう。
そこでオナニーやエッチに催眠を用いて、より高いレベルの深い快感を得られるように、自己催眠の方法をお伝えします。
多少の練習は必要ですが、そのぶん感じたりイッたりしやすくなれます。
特に催眠に興味がなくても、セックスやオナニーで今より気持ちよくなりたいという女性にとっておすすめですので、一度読んでみてください。
催眠と暗示を例えるとこうなる
まずは「催眠とは何か?」から。
マンガ・ゲーム・アニメなどの二次元コンテンツに出てくる催眠は、魔法や超能力のような扱いをされていますよね。
ああした催眠もそれはそれで楽しめますが、現実(リアル)の催眠は少し方向性が異なります。
催眠状態とは?
突然ですが、スマホやパソコンに新しいアプリをインストールするとき、どうしていますか?
何かのアプリを動かしていたり機能を使用していたりすると、その間は新しいアプリをインストールすることはできませんよね。
ですから、いったん余計なアプリやプログラムは終了しているか、バックグラウンドで起動させていると思います。
言い換えれば、いったん休ませるかメインでは動いていない状態になっていますよね。
人間の頭も似ています。
いろんな考えや感情が頭に浮かび、脳が積極的に動いている状態、つまりアプリが走っている状態では、他の何かをインストールするのが難しいんです。
それに対して催眠状態は、余計な考えや感情が浮かばず、周りのことが気にならないために頭も働かない、というより上手に休みつつ働いている状態です。
スマホでいうなら、余計なアプリや機能は終了するか休ませるかして、必要な機能だけはしっかり起動している状態です。
そういう状態が「催眠状態」です。
暗示とは?
では催眠とセットで用いられやすい、暗示とは何か?
暗示とは、スマホにたとえるなら新しいアプリのことです。
「きれいな自撮りを撮影したい。」「おもしろい動画を投稿して楽しみたい。」など、何らかの目的を達成するための手段としてアプリをインストールするわけですよね。
暗示も同様で、何らかの目的を達成するための手段です。
アプリをインストールするときは余計なものは休ませたほうがいいように、脳の余計なものは休ませたほうが、つまり催眠状態のほうが暗示が入りやすいんですね。
ですので催眠状態ではなくても暗示はインストールできますし、いっぽうで催眠状態のときよりインストールの難易度は上がります。
スムーズに暗示をインストールするために「催眠」を用いているわけです。
一言でまとめるなら、催眠は状態で暗示は手段です。
催眠と暗示の違い
- 催眠とは状態のこと
- 暗示とは手段のこと
催眠と暗示の違い
催眠とは状態で暗示とは手段だということについて、もう少し詳しく説明しますね。
最近では脳イキと呼ばれているエッチな催眠で言えば、催眠状態ではない普通の状態のときに「指先がクリトリスになるよ。」だとか「一歩歩くたびに感じちゃうよ。」なんて暗示をインストールしようとしても、なかなかうまくはいきません。
でも催眠状態になれば、比較的簡単にそのような暗示はインストールできます。
「全身の感度が何倍にも上がって、とっても敏感になるよ。」だとか「10回突くとイッちゃうよ。イケばイクほど感度が上がって、さらに大きく深く長くイケるようになるよ。」といった暗示すらインストールしやすくなります。
ですから、まず催眠状態に誘導したうえで暗示をインストールするという段階が、通常は存在します。
いわゆる「催眠術」は、催眠という状態で暗示という手段をインストールするプロセスを表しているんですね。
厳密には催眠と暗示をわける必要は必ずしもないのですが、だいたい「催眠誘導→暗示インストール」という段階のプロセスを踏むと思ってください。
余談として「催眠状態に誘導しない催眠術」もありますが、それはここでは触れません。
プロセスがうまくいくコツ
さて、そうなるとエロ催眠のプロセスがうまくいくコツは2つあることがわかります。
1つは、どれだけしっかりと催眠状態になれるか。
スマホで言うなら、余計なアプリや機能をちゃんと休ませているかどうかですね。
もう1つは、暗示がきちんとインストールされるか。
スマホでたとえると、目的を達成するための最適なアプリがきちんとインストールされたかどうか、です。
暗示のほうは、誘導文やリードする側の人間のスキルによるところが大きいです。
いっぽう催眠状態のほうは、リードする側のスキルだけでなく、リードされる側のスキルも影響します。
簡単に言えば、催眠状態になりやすいタイプの子と、そうではない子がいるということです。
そして催眠状態のなりやすさは、練習次第で高めることができます。
まとめると、こうなります。
催眠と暗示のまとめ
- 催眠状態のなりやすさは、人によって違いがある。
- 練習次第で催眠状態のなりやすさは高めることができる。
- 催眠状態になりやすくなれば、暗示がインストールしやすくなる。
- 暗示が入りやすくなれば「感度が高まる。」「イッたときの快感がより強烈になる。」などの目的が達成しやすくなる。
【視覚編】自己催眠の方法
催眠状態のなりやすさのことを、被暗示性と言います。
催眠状態になりやすくすることとは、被暗示性を高めることです。
では被暗示性を高めるには、どうしたらいいでしょうか?
いろいろな練習方法がありますが、一番有名で古典的な方法は自律訓練法です。
自律訓練法は自己催眠への誘導法であるので、変性意識状態の体験、多幸感の体験、深いリラックス状態の体験などがある。
Wikipedia 自律訓練法 より引用
ですが、この方法は本格的なだけに結構大変です、というか面倒です。
そもそも催眠状態(トランス状態)って、日常的に経験していることなので、難しく考える必要はありません。
たとえばヨガなどの呼吸法を重視するエクササイズや瞑想などは、被暗示性を高める効果があります。
ですのでヨガを習いにいったり、瞑想を習慣にしてみたりと、継続すると効果が現れます。
あるいは実際の催眠誘導方法を応用するやり方もあります。
凝視法
視覚から催眠誘導する方法として、凝視法というものがあります。
催眠術の動画などで、ライターの炎やペンライトの明かりを見つめさせたり、何かをじっと見つめるように指示していたりするものがあるのですが、見たことはあるでしょうか?
なければYouTubeなどで探していただくとして、それが凝視法です。
何かをジーッと、でも力を入れずにボーッと眺めていると、催眠状態になりやすいんです。
ですからたとえば、部屋を暗くしてアロマキャンドルの炎をボーッと眺めるとか、明るすぎないライトを見つめるなどすると催眠状態になります。
明るいものでなくても、何かの1点を見つめ続ける方法でもできます。
なんとなく全体を見る
凝視法とは別のアプローチになりますが、視覚の全体をなんとなく眺める方法もあります。
たとえばテレビを見るとき画面をみるのではなく、右目でフレームの右上の角、左目で左上の角を見るような意識で、テレビの四角いフレームを見るような見方をします。
テレビじゃなくても、エアコンなど左右の角が離れているものでもいいです。
家具がない部屋なら、壁や天井の四隅を使ってもいいです。
視覚を遮断した状態で見る
逆に全体が見えない状態で見続けるアプローチもあります。
単純に部屋を真っ暗にして目を開けているとか、完全に目隠しした状態で目を開けているとかです。
ただ人間は本能的に暗闇に恐怖感を覚えやすく、自然と目を閉じようとしてしまうため、難易度が高い方法になります。
視覚的な自己催眠のポイント
視覚的な自己催眠のポイントは、それを見つめることで思考や感情が刺激されるようなものは選ばないことです。
たとえば彼氏さんからもらったキラキラしたアクセサリーなどは、見つめると思い出が蘇って余計な考えが頭のなかに浮かんでくるかもしれませんよね。
【聴覚編】自己催眠の方法
聴覚、つまり音や声から誘導する方法もあります。
そもそも催眠誘導は声を用いることが多いですね。
ですので市販されている催眠音声を聞くのは簡単なアプローチの1つです。
そのほか聴覚から誘導する方法は、メトロノームや時計の秒針の音などが比較的メジャーです。
規則正しい一定のリズムの音をずーっと聞いていると、催眠状態になりやすいんです。
ちなみに催眠状態のことをトランス状態とも言いますが、音楽のジャンルにトランスってあるじゃないですか。
直接は関係ありませんが、ああいった一定のリズムが繰り返されるような楽曲を聞き続けるのも、催眠状態になりやすいんです。
トランスを聞きながら一心不乱に踊りまくっている人は、一種の催眠状態なんですね。
またお寺の読経の音声も、一種のトランス状態を誘発させます。
それに限らず宗教的な儀式には、トランス状態の要素を含むものが数多くあります。
【体感覚編】自己催眠の方法
体感覚とは、視覚・聴覚以外の体の感覚と思ってください。
体の感覚から誘導する方法としては、呼吸や脈拍に意識を向ける方法があります。
脈拍に意識を向ける
たとえば手の指と指をくっつけて、指先に脈拍を感じてみる方法。
まずは指5本から始めて、脈を感じられたら1本ずつ指を離して減らしていくといいです。
指の本数が多い場合は比較的簡単に指先で脈を感じられますが、本数が減るごとに難しくなります。
最初はわからなかった脈を、指先にはっきり感じるようになったら催眠状態です。
最終的には人差し指同士1本だけでも感じられるようになれば充分です。
あるいは自分の心臓の鼓動に意識を向けるやり方もあります。
呼吸に意識を向ける
呼吸法でも自己催眠は可能です。
丹田呼吸法や膣トレ呼吸法などもありますが、一番シンプルな基本は「腹式呼吸での深呼吸」です。
またメジャーな方法としては、相手の呼吸に同調するやり方があります。
電車の中とかで、向かいに座った女の子の呼吸に合わせて、自分も呼吸してみてください。
あなたと年齢や体格が近い人なら、よりうまくいきやすいです。
前の子が息を吸ったら、自分も吸う。
前の子が息を吐いたら、自分も吐く。
こうして呼吸をシンクロさせると、だんだん催眠状態に入ります。
注意としては、ジーっと見つめすぎないこと。
気づかれたら怪しまれますから。
催眠状態になったかどうか確認するには
さて、こうした自己催眠の練習方法で実際に催眠状態になったかどうか確認するには、どうすればいいでしょうか?
「普段と異なる感覚になってきたら」催眠状態になったと判断しておおむね間違いはありません。
- 視覚的な変化:視界がぼんやりしてくる、視界がクリアに感じる
- 聴覚的な変化:かすかな音がはっきり聞こえる、妙に静かに感じる、普段聞こえない音が聞こえる
- 体感覚的な変化:表情の変化、眠くなる
これまでに紹介した自己催眠方法を、どれでも好きなもの、自分に合ったものを選んで続けてみてください。
いくつか組み合わせてもいいですし、ローテーションで変えてもいいです。
組み合わせとは、たとえばこうです。
おへそと下腹部の中間くらい、武術でいう丹田というポイントがあります。
仰向けに寝て丹田に手を乗せ(=体感覚)、天井をぼーっと眺める(=視覚)。
これは体感覚的アプローチと視覚的アプローチの組み合わせですめ。
こうした練習を継続していると、だんだん被暗示性が高まり催眠状態になりやすい体質に変わります。
自己催眠のコツは気長にやること
被暗示性の高さは個人差があるので、最初からうまくいく人もいれば、そうでない人もいます。
ですので続けることが大事です。
まずは1ヶ月くらい続けていると、何か変化に気づくかもしれません。
それと短い時間でいいので、なるべく毎日やること。
練習ですから、間を空けないほうが身につきやすいです。
自己催眠の練習方法まとめ
ここで書いた自己催眠の練習方法、被暗示性を高めるやり方は、あくまで女性の感度向上を目的としています。
なので本格的なものではありませんが、それだけに生活の中に取り入れやすいものになっています。
継続すれば効果はあるので、ぜひ試してみてくださいね。