催眠のかかりやすさのことを、一般的には被暗示性と言います。
あなたの被暗示性がどの程度なのかを調べる簡単な心理テストがあります。
あくまで参考程度の内容ですが、一度やってみてください。
なお被暗示性は、もう少し専門的な用語では催眠感受性とも呼ばれます。
催眠そのものは大学や専門機関でも研究されています。
当サイトで行っている催眠は、セックスに用いるものなので学術的な研究とは無縁です。
なので心理テストも何かしらの学術的な裏付けがある内容ではありませんが、経験上はそこそこ当たっています。
催眠のかかりやすさテスト
突然ですが、占いを見て「そうそう、当たってるー!」って思うことは、どのくらいありますか?
心理テストだったら、そう思うことは、占いより多いですか?それとも少ないですか?
占いと心理テストのどちらが、よりおもしろいと感じますか?興味がありますか?
この心理テストをやったことはあるでしょうか。
なければ一度やってみてください。
説明は後ほどしますので、当てはまった数を覚えていてくださいね。
催眠感受性テスト
- 占いが好き。
- そうは見られないが、正直ストレスが溜まりやすいタイプだ。
- 優柔不断で物事を決めかねる時があるが、いったん決めたあとはあまり迷わない。
- ふと気がつくと物思いにふけっていたり、何か空想していたりすることがある。
- 表に出さないこともあるが、心の浮き沈みが激しい。
- 時間が経つのも忘れて何かにのめりこむことは、わりとある。
- 人のいう事は素直に信じるほうだと思う。
- 「不思議ちゃん」「天然ちゃん」などと言われたことがある。
- 感動しやすく涙もろい。
- お化け、霊、UFOなどを見たといった、不思議な経験をしたことがある。
催眠にかかりやすい人、かかりにくい人はこんなタイプ
先日、海外のサイトで催眠に関するこんな記事を見つけました。
(Mail Onlineより)
内容は、最近発表されたアメリカのスタンフォード大学の、催眠に関する研究です。
スタンフォード大学は、アメリカどころか世界でもトップクラスの屈指の名門大学です。
数多くの一流企業の経営者や政治家、学者などを輩出しています。
そのスタンフォード大学の研究者が催眠療法を研究していて、なぜ一部の人たちにはまったく催眠をかけられないか、その理由を発見したそうです。
記事を読むと、催眠にかかりやすい人と、かかりにくい人の特徴が載っています。
催眠にかかりやすい人の特徴
- 時間が経つのを忘れて何かに没頭できる人
- 物事の想像力が豊かな人
催眠にかかりにくい人の特徴
- 何でも厳格、批判的で気難しい人
- 人をあまり信用しない人、疑り深い人
つまりあなたも、時間が過ぎるのも忘れて物事に没頭できたり、豊かな想像力があったりすれば、催眠にかかりやすいと言えます。
特定の物事なら没頭できる、想像力を発揮できるという人は、その物事に関することなら催眠にかかりやすくなれます。
逆に何でも批判的、批評的で他人をあまり信用しない人は、催眠にかかりにくいと言えます。
こう書くと催眠にかかりにくい人って、言ってしまえば「嫌な奴」といった印象を感じる人もいるかもしれませんが、良い悪いではないのでそこは誤解のないようにしてくださいね。
より具体的には、催眠にかかりやすい人は、意思決定や優先順位の決定に関わる部分の働きが活発で、その部分と集中力に関わる部分との結びつきが強いそうです。
集中しようと決めたことや集中するべきことに集中しやすく、気が散りにくいということですね。
ですから催眠にかかるときに、周りの出来事、頭の中に浮かんでくる疑問、心に沸き起こる感情などにわずらわされることなく、催眠に集中できるんです。
逆に催眠にかかりにくい人は、それらの働きやつながりが弱いということのようです。
ちなみに冒頭の心理テストは、私が昔考えた催眠のかかりやすさ判定テストです。
当てはまった数が多いほど催眠にかかりやすいタイプですが、あなたはいくつ当てはまったでしょうか?
質問の内容は、スタンフォード大学の研究結果の催眠にかかりやすいタイプを、より具体的な例に当てはめているものと考えてくださいね。
催眠にかかりやすい人、かかりにくい人の割合は?
どのくらいの割合の人が催眠にかかりやすいか、かかりにくいかについては、このような記事があります。
約10%の人は催眠にかかりやすく、10%はまったく影響を受けず、残りの80%の人は催眠にある程度かかる、とのことです。
幻覚の研究はいずれ、恐怖症から疼痛までさまざまな病気の治療に催眠術を利用している医療専門家の力になるかもしれないとマギオウン氏は話す。
というのは、医療で利用されているとはいえ、催眠術の手法に恐れを感じる人は多いためだ。
今回の研究は、単なる暗示が催眠術とほとんど変わらない程度に強力な手段となりうることを示している。
つまり、催眠術を恐れる人にとって、それほど怯える必要のない代替手法が存在するかもしれないということだとマギオウン氏は言う。
「患者に暗示を与える心理学的治療法は、催眠術を使わなくても問題の解決に大きな力となる可能性がある」
人は暗示で色を見る、脳スキャンで確認 ナショナルジオグラフィック公式サイトより
ざっくりまとめると、このようなことが書かれています。
- 催眠は専門家がいろいろな病気の治療に用いている
- 催眠術(催眠誘導のプロセス)を怖がる人は多い
- 催眠ではなく暗示でも治療はできる可能性がある
私は医者ではないので治療については語る資格はありませんが、引用元の「暗示で幻覚が見られることが、脳のMRI検査でわかった」については、似たような事例を当サイトの過去記事に書いてあります。
たとえば周りの人が裸に見える、あるいは自分が裸に見えるといった催眠は、まさに幻覚です。
本人にとっては、現実と変わらないリアルな実感なんですけど。
また催眠術(催眠誘導のプロセス)に恐怖を感じる人がいるのは確かです。
当サイトでは、たとえば麗ちゃんがそうでした。
-
イッたことに気づいていない女の子 麗
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ですが彼女も最終的には催眠にどっぷりハマり、さまざまな体験ができています。
ですので当サイトでは安心して催眠体験ができることには自信を持っています。
個人的な経験から、催眠にかかりやすい人はこんな傾向
そのほか、個人的に催眠にかかりやすい人には、いくつか傾向があります。
まずは紹介した記事に書かれているように、ちゃんとした研究者が研究をしていたり、医者などが治療に用いたりしているってことを知っている女性が、そうですね。
当サイトでいえば、えまちゃんはもともと催眠を知っている子でした。
-
段階的に感度を上げる えま
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それからスピリチュアルなことに興味のある女性にとっても、わりと敷居は低いようです。
また気功や瞑想などに子供のころから触れていた女性、あるいは長くやっていた女性もかかりやすかったです。
それから当然ながら、催眠に、あるいは催眠のような不思議な体験に、もともと興味があった子たちでした。
私の催眠を体験してもらったことがあるリアル友人女性が何人かいることは以前書きましたが、彼女たちがそうでした。
ちなみに、催眠に興味がある女性は、先ほどのかかりやすさで言えば、かかりやすい10%か、ある程度まではかかる80%のどちらかに含まれることがほとんどだと思います、経験上。
心理テストの結果を受けて
さて催眠による幻覚ですが、先ほどの心理テストで当てはまった数が8以上の方。
あくまで経験上ですが、催眠で幻覚が見られる可能性が高い方です。
といっても幻覚というと怖いイメージがありますよね。
幻覚と言うよりも「起きたまま、自分の見たい内容が見られて、何でも思い通りになる、ものすごくリアルな夢」といったほうが近いかもしれません。
どんな幻覚を見るかは催眠誘導する人がある程度コントロールできますので、見たくもない幻覚を見せないようにすることができます。
そして催眠をかける人と、かかる人のコミュニケーションがスムーズであればあるほど、かかる人の見たい内容が鮮明に見られて、かかる人の体験したい経験がリアルに体験できます。
また催眠をかけた人がちゃんとケアすれば、幻覚はすぐに消せますし、催眠もすぐ解けます。
後遺症みたいなものが残ることもありません。
催眠の説明の難しさ
このように催眠について説明するとき、いつもどこからどう説明しようか悩むんです。
なぜなら、まだ体験したことのない女性は、ほぼ確実にこう思っていますから。
危ないんじゃないの?
なんだか怖い。
どうも信じられない。
実際に当サイトを見ている人でも、最初はそう感じることが男女問わず多いようです。
ですが紹介した記事のように、アメリカでは催眠療法を痛みや不安症、恐怖症、ストレスによる過敏性腸症候群のコントロールなどに用いています。
アメリカでは催眠を医療に用いる研究がされているということです。
実際日本でも、医師免許をもった人が催眠を研究しているケースはあるとのこと。
そういった研究会は、お金さえ払えば誰でも参加できるというものではなく医療関係者限定だそうですが、昔の知り合いでそうした場に参加していた人がいたのは知っています。
いっぽう民間の催眠療法に関しては、それこそピンきりなので何とも言いようがありません。
私も療法的な催眠は少しできますが、そもそも私は医者でもなんでもありません。
女性と一緒にエロく楽しめる催眠が好きですし、そうした催眠しかやりません。
たとえば全身を性感帯にしたり、快感を何倍にも上げたり、イッている時間を長くしたり、イクまでの時間を短くしたりするといったものです。
非エロで女性に楽しんでもらう催眠なら、食べ物や飲み物がとても美味しくなる、肩こりが楽になる、体が軽く温かくなる、気分が軽くなってテンションが上がる、好きな芸能人に会えたり空を飛んだりといった楽しい幻覚が見られる、などです。
催眠は日常的なもの
この記事を読んでも、催眠は怪しいと思っている方は多いはずです。
「本当は怪しいんじゃないの?」と感じる気持ちを否定はしませんが、本当に怪しかったらスタンフォード大学のような超一流校が研究なんかしませんよね。
怪しいと思う気持ちは実際に体験しない限りゼロにはなりませんが、最初に思っていたよりは怪しくないと思ってもらえれば嬉しいです。
もし、怪しいとか怖いという気持ちがゼロではないとしても、ちょっと興味がある・体験してみたいという気持ちのほうが上回ったとして、このブログに書いてあるような催眠をあなたが体験するとしたら、どんなことを体験してみたいですか?
「他にどんなことができるのかわからない。」という女性も少なくないでしょう。
興味がある方は「脳イキ、催眠」カテゴリーの記事を読んでください。
ちなみに催眠って、実は日常的に皆さん体験しています。
わかりやすいのが、テレビ番組を見ている状態です。
テレビって、なんとなくボーッと、それでいて画面に意識を集中して見ていますよね。
このなんとなくボーッと集中している状態って、暗示を受け入れやすい催眠状態なんです。
だから犯罪などの暗いニュースを見ると、嫌な気分になったり不安になったりします
CMなんかも、それを利用して物やサービスを買わせようとしています。
「この商品を買うといいよ。」といったことを、受け入れさせようとしているわけです。
あなたもCMを見て、なんとなくつい買ってみたら期待はずれだった、なんて経験はありませんか?
ところで、主に催眠術を人に教えたり、催眠術のテキストやDVDを売ったりしてお金を稼いでいる人たちって、残念ながら催眠を過剰にスゴいものだと言う傾向があります。
これまで紹介したとおり、催眠は科学的に研究され、いろいろな治療などに使われています。
ですが「催眠で女の子を思い通りに操ってエッチする方法」ですとか「催眠でらくらくダイエット」といったような、催眠で何でもできるような宣伝はインチキです。
お金払っても期待はずれで終わりますから、騙されちゃダメですよ。
催眠なんて日常的な現象なんですから。